世界の映画祭を席巻した衝撃のサバイバル・オデッセイ『MONOS 猿と呼ばれし者たち』の公開日が**10月30日(土)に決定、シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開いたします。
魅了された! ―ギレルモ・デル・トロ
型にはまらない映画! 見事だ。ーアレハンドロ・G・イニャリトゥ
暴力による支配がはびこる世界に生まれた少年少女兵が繰り広げる
幻想的かつ深淵な、感性を刺激するサバイバル・オデッセイ
ポスタービジュアル、フライヤービジュアル2種、予告編を解禁!
前作「Porfirio」(11/日本未公開)がカンヌ国際映画祭監督週間に出品された新鋭アレハンドロ・ランデス監督の3作目は、南米・コロンビアで50年以上続いた内戦を下敷きにした物語だ。暴力の脅威にさらされ続けたコロンビアの歴史と、外界から遮断された世界で生きる少年少女兵の思春期のゆらめきを重ね合わせ、幻想的な世界観で描く。各国の映画祭で63部門にノミネートされ、その内サンダンス映画祭やBFIロンドン映画祭などで受賞。計30部門受賞の快挙となった。(2021/6/21時点、imdb調べ)
この度、日本版のキービジュアルと予告編が解禁されました。ポスターは、美しさの中にも不穏さを感じさせるSFのようなビジュアルを大胆に採用。フライヤーは「楽園なのか、戦場なのか―。」というキャッチコピーに倣い《楽園版》《戦場版》の2パターンを制作。ジャンル不確定な本作の振り幅の大きさを表現している。
出演するのは『キングス・オブ・サマー』の若手実力派で写真家としても活躍するモイセス・アリアス、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のジュリアンヌ・ニコルソン。
アリアス以外のMONOSメンバーを演じたのは、コロンビア全土から集まった800人以上の中から選ばれた演技未経験の精鋭たち。アンデス山脈の高地で行われた過酷な訓練と演技オーディションを経て出演を果たした。さらに、実際のゲリラ組織「FARC」を 脱退したことで賞金首となった過去をもつ元戦闘員が、MONOSの司令官であるメッセンジャー役を演じている。
荘厳なティンパニの音色から始まる予告編では、MONOSたちが無邪気に戯れる寓話的な前半から一転、次第に狂気が暴走し、混沌 さが増していく様子が切り取られている。音楽を務めたミカ・レヴィは、本作で数々の賞にノミネートされ、ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭とベルギーのゲント国際映画祭で受賞を果たした。
『MONOS 猿と呼ばれし者たち』予告
『MONOS 猿と呼ばれし者たち』**(http://www.zaziefilms.com/monos/)は、10月30日(土)よりシアター・イメージ フォーラムほか全国順次公開。オリジナルポストカード付き全国共通鑑賞券(税込1,500円)がシアター・イメージフォーラムとメイジャー・ネット通販にて好評発売中、全国の公開劇場でも順次販売予定だ。
【STORY】
時も、場所も、定かではない世界のどこか。《猿》と呼ばれた8人の若き兵士がいた――。
世間から隔絶された山岳地帯で暮らす8人の兵士たち。ゲリラ組織の一員である彼らのコードネームは“モノス”(猿)。「組織」の指示のもと、人質であるアメリカ 人女性の監視と世話を担っている。ある日、「組織」から預かった大切な乳牛を仲間の一人が誤って撃ち殺してしまったことから不穏な空気が漂い始める。ほどなく して「敵」の襲撃を受けた彼らはジャングルの奥地へ身を隠すことに。仲間の死、裏切り、人質の逃走...。極限の状況下、”モノス”の狂気が暴走しはじめる。
監督・脚本・製作:アレハンドロ・ランデス
音楽:ミカ・レヴィ
出演:モイセス・アリアス、ジュリアンヌ・ニコルソン
2019年/コロンビア=アルゼンチン=オランダ=ドイツ=スウェーデン=ウルグアイ=スイス=デンマーク/スペイン語・英語/シネスコ/5.1ch/102分/原題:MONOS/字幕翻訳:平井 かおり
提供:ザジフィルムズ、インターフィルム
配給:ザジフィルムズ
協力:ラテンビート映画祭
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