ジャッロ映画の名手 ダリオ・アルジェントの初期監督作!
ルチオ・フルチ、マリオ・バーヴァと並びジャッロ映画の名監督として知られるダリオ・アルジェント。音楽や映像のセンスが際立つ彼の初期監督作がスクリーンで鮮やかに蘇る!
忍び寄る人影と連発する怪事件…青年を追い詰める者の正体は?
鮮血の魔術師とも称されたダリオ・アルジェントの監督3作目となるサスペンススリラー。ロックバンドのドラマー、ロベルトは、黒いハットの男に付きまとわれていた。ある夜、執拗な嫌がらせに腹を立て男に詰め寄ると、はずみで彼を殺してしまう。その現場が覆面を被った人物に撮影され、脅迫電話や不可解な殺人事件が次々と周りで起こり始める。
監督・脚本:ダリオ・アルジェント
出演:ミムジー・ファーマー、マイケル・ブランドン、ジャン・ピエール・マリエル
1971年/イタリア=フランス/104分
世界が憤慨! ミヒャエル・ハネケ監督の問題作をリバイバル上映!
『白いリボン』(09)、『愛、アムール』(12)とカンヌ国際映画祭で2度パルム・ドールを獲得したミヒャエル・ハネケ監督を、初めて同映画祭コンペ部門に招いた『ファニーゲーム』が20年の時を超えてスクリーンに登場。コンプライアンスなどなんのその、その異端ぶりを目に焼き付けろ!
穏やかなバカンスが急転直下、狂った青年たちの餌食にされ…
2001年のカンヌ映画祭でグランプリを獲得したミヒャエル・ハネケ監督の97年の作品。そのあまりにも挑発的で暴力的な内容に世界各地で物議を醸した衝撃の問題作。穏やかな夏の午後、バカンスのため別荘へやってきたショーバー一家。そこにペーターと名乗る見知らぬ若者がやって来る。はじめは礼儀正しいペーターだったが、仲間のパウルが現れる頃には態度が豹変。やがて2人は皆殺しを宣言し、一家は彼らによる“ファニーゲーム”の参加者にされてしまう。
監督・脚本:ミヒャエル・ハネケ
出演:スザンヌ・ロタール、ウルリッヒ・ミューエ、アルノ・フリッシュ、フランク・ギーリング
1997年/オーストリア/108分