チームオクヤマ 25 周年映画『女たち』が、2021 年 4 月 22~29 日に開催される、 第 43 回モスクワ国際映画祭のメインコンペティション部門の正式招待作品に決定した。
モスクワ国際映画祭といえば、カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界三大映画祭に並ぶ、歴史と権威のある偉大な映画祭。過去には、黒澤明監督、新藤兼人監督、小栗康平監督ら、世界にその名を知られる名匠が輝かしい賞に輝き、浅野忠信が最優秀男優賞、宮沢りえ、大竹しのぶが最優秀女優賞を獲得するなど、名作・秀作が参加してきた栄光ある祭典。
近年も、真木よう子、二階堂ふみ、朝倉あきなど、存在感のある女優の演技が光る作品が招待作品に選ばれてきた。
日本映画界を代表するプロデューサー奥山和由が、初めて女性のために製作したという映画『女たち』は、コロナ禍でふさぎ込んだ時代に風穴を開ける衝撃の最新作。
自然豊かな緑が眩(まぶ)しい山あいの小さな田舎町を舞台に、それぞれに事情を抱えた女たちが繰り広げる、ギリギリの 女たちの生き様を描いた映画。篠原ゆき子、倉科カナ、高畑淳子、サヘル・ローズら女優達の魅せる熱演が話題となり早くも大きな反響を呼んでいる。
そんな本作には、伊藤詩織さん(ジャーナリスト)、友近さん(芸人)、笠井信輔さん(フリーアナウンサー)、金子恵美さん(コ メンテーター・元衆議院議員)、武正晴さん(「全裸監督」監督)、犬山紙子さん(エッセイスト)、山﨑ケイさん(相席スタート/ 芸人)、高尾美穂さん(産婦人科医)、南海キャンディーズしずちゃん(お笑い芸人)、 大橋未歩さん(フリーアナウンサー)、 宇垣美里さん(フリーアナウンサー)、 麻木久仁子さん(タレント)、浅尾美和さん(元ビーチバレー選手)、坂下千里子さん (タレント)、小林麗菜さん(タレント)など、既に各界でも多くの反響があり、著名人の方からのコメントが続々と到着している大注目の映画だ。
モスクワ国際映画祭での受賞が大きく期待される作品の一つであることは間違いないだろう。
映画『女たち』は、シネメディア、チームオクヤマの配給で、5/21(金)より、TOHO シネマズ シャンテ他全国ロードショ ー!
映画『女たち』予告編
STORY
主人公の美咲は、母の介護をしながら地域の学童保育所で働いている。東京の大学を卒業したものの、就職氷河 期世代で希望する仕事に就くことができず、恋愛も結婚も、なにもかもがうまくいかず、40 歳を目前にした独身女性である。娘を否定しつづける毒母、そんな母に反発しながらも自分を認めてもらいたいと心の奥底で願う娘。そこに「介護」という現実がのしかかってくる。お互いに逃げ出したくても逃げ出せない。あるとき、美咲が唯一心のよりどころとしている親友・香織が突然命を絶ち、いなくなってしまう。美咲にとって、養蜂家として自立する香織は憧れだった。美咲の心もポキリと折れ、崩壊へと向かっていく。
【出演】篠原ゆき子、倉科カナ、高畑淳子、サヘル・ローズ、筒井茄奈子、窪塚俊介
【製作】奥山和由
【プロデューサー】木谷真規
【エグゼクティブ・プロデューサー】中村直史、ジャッキー・ウー、橋本浩
【監督・脚本】内田伸輝
【脚本協力・構成】奥山和由
【脚本協力】斎藤文、木谷真規
【主題歌】荒木一郎 カバーバージョン:Little Black Dress(TOKYO RECORDS INC)
【撮影】斎藤文
【照明】松本永
【録音】大塚学
【ヘアメイク】トウ・ヒョウ
【企画】チームオクヤマ
【製作】吉本興業、チームオクヤマ、グローバルジャパン、キョウデングループ
【制作プロダクション】エクセリング
【協力】ニッポン放送、京都芸術大学、シックスセンスラボ
【制作協力】KATSU-do
【配給】シネメディア、チームオクヤマ
©︎「女たち」製作委員会
2021/日本/カラー/97分