ハロー!プロジェクトへの熱い愛と、大切な仲間たちとの出会いと別れを描いた、神聖かまってちゃんの元マネージャー・劔樹人による自伝的青春コミックエッセイ「あの頃。男子かしまし物語」(イースト・プレス刊)を映画化した『あの頃。』が、2月19日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開されます。
ハロー!プロジェクトのアイドルにのめり込んでいく主人公・劔(つるぎ)を演じるのは、『娼年』(18)、『新聞記者』(19)などの話題作で様々な役柄に、果敢に挑み続ける松坂桃李。
藤本美貴の魅力を熱く語るプライドが高くてひねくれ者のコズミン役には『今日から俺は!!劇場版』での今井役が記憶に新しい仲野太賀。
石川梨華推しでリーダー格のロビ役に山中崇。
痛車や自分でオタクグッズを制作する 西野役に若葉竜也。
CDショップの店員で、劔がオタク仲間と出会うきっかけを作るナカウチ役に芹澤興人。
そして、ハロプロ全般を推すイトウ役に、本作が映画初出演となるお笑いコンビ「ロッチ」のコカドケンタロウ。
と、映画、ドラマ、舞台と幅広い分野で活躍する実力派俳優陣が集結。
メガホンをとるのは、『愛がなんだ』(19)や『mellow』(20)、『his』(20)など次々に話題作を発表している今泉力哉。
脚本は、これまで『南瓜とマヨネーズ』(17)、『素敵なダイナマイトスキャンダル』(18)などで監督・脚本を手掛けてきた、冨永昌敬。
また、ネット音楽シーンから頭角を現した新進気鋭の音楽家・長谷川白紙が劇伴を担当する。
この度、個性豊かなアイドルオタク仲間で組まれたバンド「恋愛研究会。」のメンバーを演じた、松坂桃李、仲野太賀、山中崇、若葉竜也、芹澤興人、コカドケンタロウが再び集結し、撮影時の思い出を振り返ったスペシャル座談会映像が解禁になります。
解禁となった映像では、本作で映画デビューを果たしたお笑いコンビ「ロッチ」のコカドが、「俺も俳優として答えたいのよ」と不満を漏らしながらも司会役を務め、ちょうど1年前にクランクインした撮影時をみんなで振り返り、“あの頃”の思い出話に花を咲かせた。
銭湯シーンでのハプニングや裏話が披露されると、男性ばかりで劇中同様、まるで<中学10年生>のような「楽しい現場だった」と全員が口を揃え、若葉は「何年かぶりに『今撮影中なのでお静かに』とスタッフに怒られた」と明かし、遅れてきた青春の日々を謳歌する映画と変わらぬ和気あいあいとした雰囲気が伝わる内容となっている。
映像は前編・後編に分かれており、「“推し”に出会って“仲間”ができた」という本作のコピーにちなみ、人生が変わるような出会いや、実在の人を演じるうえでの苦労、また本作の魅力について熱く語る後編は 2 月 17 日(水)AM10:00 に公開される。
松坂桃李、仲野太賀ほか「恋愛研究会。」
スペシャル座談会映像 (前編)
【ストーリー】
中学10年生の夏休みのような、そんな毎日が永遠に続くような気がしていた――
大学院受験に失敗し、彼女なし、お金なし、地獄のようなバンド活動もうまくいかず、どん底の生活を送っていた劔(つるぎ)。ある日、松浦亜弥の「♡桃色片想い♡」のMVを見たことをきっかけに、劔は一気にハロー!プロジェクトのアイドルたちにドハマりし、オタ活にのめり込んでいく。藤本美貴の魅力を熱く語るケチでプライドが高いコズミンをはじめとした個性的なオタク仲間と出会い、学園祭でのハロプロの啓蒙活動やトークイベント、また「恋愛研究会。」というバンドを結成しライブ活動を行うなど、くだらなくも愛おしい青春の日々を謳歌する。しかし時は流れ、仲間たちはハロプロとおなじくらい大切なものを見つけて次第に離れ離れになり…。
監督:今泉力哉
脚本:冨永昌敬
音楽:長谷川白紙
原作:劔樹人「あの頃。 男子かしまし物語」(イースト・プレス刊)
出演:松坂桃李 仲野太賀
山中崇 若葉竜也 芹澤興人 / コカドケンタロウ
大下ヒロト 木口健太 中田青渚 片山友希 / 山﨑夢羽(BEYOOOOONDS)/ 西田尚美
製作幹事:日活 ファントム・フィルム
配給:ファントム・フィルム
©2020『あの頃。』製作委員会
2020年/カラー/ヨーロピアンビスタ/5.1ch/117分 映倫区分:G
公式twitter:@eiga_anokoro