ゲイアートの先駆者にしてフィンランドの国民的芸術家「トム・オブ・フィンランド」。
彼の波乱に満ちた半生を描いた映画『トム・オブ・フィンランド』は昨年2019年8月より日本での劇場公開を行いましたが、今年2020年は、トム・オブ・フィンランドの生誕100周年にあたるアニバーサリーイヤー!!ということで、日本でも記念上映をすることが決定。「トム・オブフィンランド」が劇場スクリーンに蘇ります‼
今回の生誕100年記念上映として、トム・オブ・フィンランドが描いたイラストを中央にデザインした、新たなビジュアルのちらしも完成しました!
伝説のアーティスト「トム・オブ・フィンランド」の知られざる生涯が、生誕100年の今年、スクリーンに蘇る!
フレディ・マーキュリーに大きな影響を与えたアーティストがここに‼
ゲイカルチャー界の“ウォルト・ディズニー“とも呼ばれるゲイアートの先駆者「トム・オブ・フィンランド」波乱の半生とは!?
彼の影響を受けたアーティスト、ミュージシャン、デザイナー、カメラマンなどは数知れず。ざっと名前をあげるだけでも、フレディ・マーキュリーの他に、アンディ・ウォーホル、デイヴィッド・ホックニー、ジャン=ポール・ゴルチエ、トム・フォード、ロバート・メイプルソープなどなど枚挙にいとまがない。
本作は、LGBTに対しての軽蔑や無理解と闘った芸術家が、何十年もの苦難の末につかみ取った愛と栄光の物語。第二次世界大戦後のフィンランド。同性愛は厳しく罰せられるため、トウコは身内にも隠れて、自らの本能的な欲望をドローイングとして表現し続けていた。本名が海外では覚えづらいと考えた彼は「トム」と名乗り、描いた絵がアメリカの雑誌で表紙を飾ったことをきっかけに、その名はアンダーグラウンドからアートの表舞台へと一気に知れ渡る。そこから彼の“伝説”が始まっていく――。今やゲイカルチャーのアイコンとなっている、あの美しく逞しい男性像はどのように生まれたのか?伝説のアーティストの知られざる生涯が今、スクリーンに蘇る。
東京では、9/18(金)~9/24(木) <WHITE CINE QUINTO>(渋谷パルコ8F)にて、9/25(金)~10/8(木)<UPLINK渋谷>にて上映。
ほか大阪、神戸、名古屋などの地域で順次公開してまいります。新ビジュアルのチラシは上映劇場などに設置予定です。
また、同時期に、渋谷パルコ「GALLERY X」にて日本初の個展“Reality&Fantasy The World of Tom of Finland”の開催(9/18(金)~10/5(月))が決定。日本初公開となるTom of Finlandのオリジナル作品30点の展示を予定しており、大きな盛り上がりが期待されます。
日本初の個展
“Reality&Fantasy The World of Tom of Finland”
会期:2020年9月18日(金)~2020年10月5日(月)
会場:GALLERY X(渋谷パルコ地下1階/東京都渋谷区宇田川町15-1-B1F)
特設サイト:https://art.parco.jp
関連イベント
サテライト展「An ode to Tom of Finland(Tomへの頌歌)」
■会期:2020年9月21日(月)~2020年11月30日(月)
■会場:The Container(東京都目黒区上目黒1-8-30)
・共同主催者The Containerによる関連展覧会
・TOM OF FINLANDに影響を受けた日本人作家による展示
・参加予定作家:田亀源五郎、三島剛、Jiraiya
関連プログラム
■会期:2020年9月17日(木)~10月5日(月)
・フィンランドセンター所長アンナ-マリア・ウィルヤネンによるキュレーション
・Tom of FinlandとLGBTQの権利にまつわるトーク、レクチャー、ワークショップを会期内に展開予定 ※詳細後日
映画『トム・オブ・フィンランド』
監督:ドメ・カルコスキ『トールキン 旅のはじまり』
出演:ペッカ・ストラング、ジェシカ・グラボウスキー、ラウリ・ティルカネン
2017年/フィンランド・スウェーデン・デンマーク・ドイツ/フィンランド語、英語、ドイツ語/5.1ch/シネマスコープ/原題:Tom of Finland/116分/
フィンランド語監修:橋本ライヤ/ 日本語字幕:今井祥子
配給・宣伝:マジックアワー
後援:フィンランド大使館
(C)Helsinki-filmi Oy, 2017