圧倒的なカリスマ性と才能を携え、映画界の革命児として躍進を遂げてきたグザヴィエ・ドラン。この度、ドランの最新作『マティアス&マキシム』が9月25日(金)より全国公開となります。

本作は第 72 回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、「帰ってきたドラン!キャリア史上最も官能的で美しい。(Variety)」「心の底から共感 (TELEGRAPH)」、「とにかくストレートで心に響く。(Hollywood Reporter)」「成熟したドランに魅了される(THE WRAP)」など、各メディア から絶賛の声が寄せられました。
また、監督初期の代表作品(『わたしはロランス』『Mommy/マミー』など)で見られる繊細な心理描写、余韻を残すセリフが印象的に使用され、その原点回帰も見どころの一つ。海外メディアからは「このドランが見たかった!」などという声も上がっています。本作はこれまで一貫して描き続けてきた“母と子”というテーマから一新、 二人の⻘年の友情と揺れる恋心に焦点を当てた⻘春ラブストーリー。溢れ出る愛おしさ、触れたい衝動、相手を追いかける眼差しなど、スクリーンに映し出される全てが「恋」そのものを物語り、「誰かを好きになること」の切なさと喜びが凝縮された新たな愛の傑作です。

『マティアス&マキシム』は誰でも共感できるラブストーリーでありながら、これまでのドラン作品にはなかった“友情”や“⻘春”といった面も持ち合わせているのが魅力。その“友情”の描き方にもドランらしい繊細さが詰まっています。つかず離れずの絶妙な関係性や、一人一人のキャラクターがとても自然でリアル。それもそのはず、ドランが演じるマキシムの友達役を演じているのはみんな実生活における仲間なのです!

新メイキング写真公開!

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6 年ぶりとなる役者として自身作への出演、故郷モントリオールでの撮影と、本作に対する思い入れの強さを見せているドラン。なぜ本当の友達と作りたかったのか、そして彼らと共にどんなことを表現したかったのか、ドランにとって本作がどういった意味で特別なのかを次のように語っています。

「友達役の全員が本当の仲間なんだ。僕はこれまで友達、仲間をメインにした映画を作ったことがなかったし、それなりに友達はいたけど、彼らのような仲間はいなかった。20代後半になって仲間ができて、それは映画よりも仕事よりも何よりも大きな僕の目標となった。そして彼らが僕の人生とライフスタイルを変えた。それと共に、僕は彼らにアイデンティティとセクシャリティに関して自問してほしいと思った。自分自身を探って見つけようとするのが20代前半ならば、20代後半になれば自分自身のことをもっと理解できているはずだから。強く同性に惹かれたとき、どうするか、ということを」。。

また、友情を描くうえでインスパイア された作品として『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』や『今を生きる』、『再会の時』などを挙げており、特に『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で描かれている友情については「非常に重要な意味を持っていると思う。みんな常に傷つけ合っているけど、同時にお互いを守ってもいるんだ」と本作で参考にしたことを語っています。

グザヴィエ・ドラン最新作にして新たな愛の傑作
『マティアス&マキシム』予告

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映画界の革命児グザヴィエ・ドラン最新作にして新たな愛の傑作!『マティアス&マキシム』予告

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<ストーリー>
たった一度の偶然のキス。そして溢れ出す、友達以上の想い。
マティアスとマキシムは 30 歳で幼馴染。友人が撮る短編映画で男性同士のキスシーンを演じることになった二人は、その偶然のキスをきっかけに秘めていた互 いへの気持ちに気づき始める。美しい婚約者のいるマティアスは、親友に芽生えた感情に戶惑いを隠せない。一方、マキシムは友情が壊れてしまうことを恐れ、 想いを告げずにオーストラリアへと旅立つ準備をしていた。迫る別れの日を目前に、二人は抑えることのできない本当の想いを確かめようとするのだがー。

監督・脚本:グザヴィエ・ドラン(『Mommy/マミー』、『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』)
出演:ガブリエル・ダルメイダ・フレイタス、グザヴィエ・ドラン、ピア・リュック・ファンク、ハリス・ディキンソン、and アンヌ・ドルヴァル(『Mommy/マミー』)
提供・配給:ファントム・フィルム
原題:Matthias &amp; Maxime(2019 年/カナダ/120 分/ビスタ/5.1ch)
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2020年9月25日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー

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