昨年の第72回カンヌ国際映画祭で<主演男優賞>初受賞したアントニオ・バンデラス。カンヌでの受賞を筆頭に、先日発表となりました第92回アカデミー賞<主演男優賞>にノミネート入りを果たし、ゴールデン・グローブほか数々の映画賞や映画祭で高評価を受け、席巻している!スペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督待望の最新作『ペイン・アンド・グローリー』619(金)より、TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ他にて全国ロードショーとなります。

監督自身のキャリアにおける葛藤も含め自伝的なところも描かれている本作。
主演のアントニオ・バンデラスが映画監督役を演じ、 キャリア最高の演技と称され今までにない、繊細な演技で新境地を開拓している。さらにアルモドバルのミューズ、ペネロペ・クルスも出演。スペインの日差しの下で献身的に息子を育て、家族を明るく支える母親役を演じている。全盛期の作品から、さらに深みが加わり円熟の域に達したアルモドバルのキャリア最高峰との声に期待が高まる。

創作意欲も果て、「ただ生きてる」と孤独の中に深く潜り込む映画監督のサルバドール(アントニオ・バンデラス)は幼い頃の 記憶を辿っていく―。太陽光の降りそそぐ白い岩肌の洞窟の家での生活、貧しくてもたくましく生きる美しい母の横顔。現実 と回想を行き来しながら、過去の“痛み”との再会を経て、もう一度生きる力を呼び覚まそうとする。そして新たに彼の心に訪 れたものとは・・・。

画像1: ©El Deseo.

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予告にも流れる、イタリアの人気女性シンガーのミーナがドラマティックに歌う「Come sinfonia」は、本編では幼少時代の水彩画のスケッチシーン全体に流れる。アルモドバル監督は「ミーナの存在感は私を感動させてくれる芸術家であり、家族のような存在。そしてこの曲は 1960 年代の上品さ、何もすることのない楽しい夏の感覚を表現している」と述べている。 瞳の奥に、そして全身から漂う憂いをまとったアントニオ・バンデラスの名演から目が離せない。
アルモドバル監督の生み出した、 新たな傑作で紡がれる甘美な追憶に身を任せたい。

アントニオ・バンデラス×巨匠ペドロ・アルモドバル監督
『ペイン・アンド・グローリー』予告

画像: カンヌ国際映画祭主演男優賞アントニオ・バンデラス×巨匠ペドロ・アルモドバル監督『ペイン・アンド・グローリー』予告 youtu.be

カンヌ国際映画祭主演男優賞アントニオ・バンデラス×巨匠ペドロ・アルモドバル監督『ペイン・アンド・グローリー』予告

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<STORY>
脊椎の痛みから生きがいを見出せなくなった世界的映画監督サルバドール(アントニオ・バンデラス)は、心身ともに疲れ、引退同 然の生活を余儀なくされていた。そんななか、昔の自分をよく回想するようになる。子供時代と母親、その頃移り住んだバレンシアの 村での出来事、マドリッドでの恋と破局。その痛みは今も消えることなく残っていた。そんなと 32 年前に撮った作品の上映依頼が届く。思わぬ再会が心を閉ざしていた彼を過去へと翻らせる。そして記憶のたどり着いた先には・・・。

脚本・監督:ペドロ・アルモドバル
出演:アントニオ・バンデラス/アシエル・エチェアンディア レオナルド・スバラーニャ ノラ・ナバス フリエタ・セラーノ/ペネロペ・クルス
2019/スペイン/スペイン語/113 分/5.1ch/カラー/アメリカンビスタ 原題:Dolor y Gloria 字幕翻訳:松浦美奈
配給:キノフィルムズ/木下グループ
R15+
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6/19(金)、TOHO シネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマ他全国ロードショー

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