アフリカ系アメリカ人として、史上初めて新しい米ドル紙幣に肖像が採用され、アメリカでは誰もが知る実在の奴隷解放運動家、ハリエット・タブマンの激動の人生を描いた話題の映画『ハリエット』が3月27日(金)からTOHOシネマズ シャンテ他全国公開となります。
奴隷として生まれた女性が、たった一人で自由を目指して逃亡し、家族や仲間を助けたい一心から組織の一員として活躍するようになる。そして、いつしか彼女は奴隷制度そのものを撤廃するために命をかけ、南北戦争では黒人兵士を率いて戦う「英雄」になっていた。崇高な使命のため命をかけて戦うハリエットを演じるのは、ミュージカル「カラー・パープル」の主人公セリー役でブロードウェイ・デビューを果たしてトニー賞主演女優賞、グラミー賞、エミー賞ほか、数々の賞を総なめにした実力派スター、シンシア・エリヴォ。
映画出演たった3作目の『ハリエット』で初主演を務め、第77回ゴールデングローブ賞では主演女優賞&歌曲賞の2部門でノミネート。本日(日本時間:2月10日)開催された第92回アカデミー賞
®において、主演女優賞と、自ら歌うテーマ曲「スタンド・アップ」が歌曲賞の2部門でノミネートされていましたが、残念ながら受賞には至りませんでした。
新場面写真と予告が公開!
新たに公開された追加場面写真では、奴隷の脱走を助けるハリエットを執拗に狙う農場主たち、夫との抱擁、ハリエットを助ける仲間、祈りの姿など5点が解禁。
解禁された予告編では、ハリエットが奴隷制の廃止された地へと北極星に導かれるように走り出すが、追っ手に見つかり「自由か、死かよ」と告げ決死の覚悟で川へと飛び込む姿、自由の地・ペンシルベニアで本名アラミンタ(愛称:ミンティ)から新しい名前、ハリエットと名乗る姿が映し出される。また、自由を得たにも関わらず家族を救う為に奔走し、やがて使命を帯びて危険を顧みずに奴隷解放に生涯を捧げ800人以上の奴隷を救い、南北戦争では自ら戦って奴隷から英雄になったハリエットの波乱に満ちた人生が描かれる。シンシア・エリヴォの圧巻の演技と主題歌の「スタンド・アップ」が、観る者の心に刺さり、勇気を与える映像に仕上がっている。
アカデミー賞主演女優賞、歌曲賞2部門ノミネート
『ハリエット』本予告
【STORY】
1849年アメリカ、メリーランド州。ブローダス農場の奴隷ミンティ(シンシア・エリヴォ)は、幼いころから過酷な労働を強いられていた。そんな彼女の願いはただ1つ、いつの日か自由の身になって家族と共に人間らしい生活を送ること。ある日、借金の返済に迫られた農場主がミンティを売りに出す。遠く離れた南部に売り飛ばされたら、もう二度と家族には会えず、お互いの消息すらわからなくなってしまう。脱走を決意したミンティは、奴隷制が廃止されたペンシルバニア州を目指してたった1人で旅立つのだった━。
監督:ケイシー・レモンズ
出演:シンシア・エリヴォ、レスリー・オドム・Jr、ジャネール・モネイ
2019年/アメリカ/125分/カラー/シネスコ/原題:HARRIET
提供:ユニバーサル映画
配給:パルコ 宣伝:NPC/ブラウニー
©Universal Pictures
公式ツイッター:@HarrietFilm_JP