アメリカで見つかった中国からの命がけの一通の手紙が、 今なお続く強制労働施設の実態を明らかにしたドキュメンタリー映画『馬三家からの手紙』を 3 月 21 日 (土)より劇場公開となります。

画像1: ©2018 Flying Cloud Productions,Inc.

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2012 年、米オレゴン州で見つかった中国からの SOS の手紙が国際的なトップニュースになった。中国系カナダ人監督レオン・リーは、この事件に関心を抱き、中国の活動家らとの独自のネットワークを通して、その手紙の主である孫毅(スンイ)との接触に成功。ふたりはスカイプ上で連絡を取り合い、当局の圧力に苦しみながらも製作。本作は想像を絶する実態を明らかにし、世界中の映画祭で高く評価された。現在、頻繁 に報道されるウイグル自治区の再教育施設の問題などとも重なるだろう。

画像2: ©2018 Flying Cloud Productions,Inc.

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合わせて、監督のレオン・リーの来日が決定し、映画上映付きシンポジウムを開催する運びとなりました。 シンポジウム当日は、作品を上映後、監督、識者とともに本ドキュメンタリーを素材に中国と人権問題について考えます。

レオン・リー(LEON LEE)
中国での人権侵害をテーマとするカナダの映画制製作者。8年かけて製作し たデビュー作『人狩りと 中国の違法臓器売買』で、米放送業界における最も権威あるピーボディ賞、国際放送協会の調査ジャーナリズム賞を受賞。『馬三家からの手紙』は 2018 年、北米最大のドキュメンタリー映画祭 Hot Docsでプレミア上映し、以降、世界の映画祭で多数の賞を獲得している。言語と文化を越えて共鳴する個人的な真実の話にスポットライトを当て、声なき人々が声を上げる機会をもたらすことを映画製作者としての目標に掲げている

【日程】2月15日(土)14:30~17:00 (14:00開場)

【会場】東京大学駒場キャンパス KOMCEE KO11(目黒区駒場 3-8-1)
【登壇】レオン・リー/若林秀樹(国際協力 NGO センター事務局長)/水谷尚子(明治大学准教授) 【司会】阿古智子(東京大学准教授)【通訳】鶴田ゆかり(ETAC 国際ネットワーク)

入場無料要申込(先着順、定員 200 名) ※参加希望の方は、下記メールアドレスへ氏名、職業、人数、連絡先(メールアドレス)を明記の上、ご連絡ください。

画像3: ©2018 Flying Cloud Productions,Inc.

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Story:米オレゴン州に住む女性ジュリー・キースがスーパーで購入した 「中国製」ハロウィーン飾りの箱に忍び込んだ SOS の手紙。それは、政治犯として捕らえられた孫毅(スンイ)が、中国で恐怖の城とも言われた馬三家労働教養所の中で書いたものだった。そこには信念のために収監され、拷 問・洗脳される実態が事細かに記されていた......。

監督・製作:レオン・リー
撮影:孫毅、Marcus Fung
出演:孫毅、ジェリー・キース、江天勇(ジアン・ティエンユ)
2018 年/カナダ/76 分/カラー/原題:LetterとFromとMasanjia
配給:グループ現代
協力:タトリ・モリ エイジェンシー

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2020年3月21日(土)新宿K's cinemaほか全国順次公開

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