本年、日本でもスマッシュヒットを記録した「バジュランギおじさんと、小さな迷子」のサルマン・カーン主演作『プレーム兄貴、 王になる』が、2020年2月21日(金)より新宿ピカデリー他、全国順次ロードショー致します!
年間製作本数2000本の映画大国インド。経済の隆盛と共に年々洗練されていく映画界では、社会問題を描くドラマや、ド派手なCGやアクションを重視する作品が増え、実は、歌とダンスを贅沢に盛り込んだ映画が減少していると言われている。しかし、そんな時代の流れにインド映画界で最も影響力のある3大カーンの一人、サルマン・カーンが、敢然と立ちあがる。 日本でもスマッシュヒットを記録した『バジュランギおじさんと、小さな迷子』を彷彿とさせる、純粋で世話焼きな下町のアニキ、プレームと、頑固で尊大なヴィジャイ王子の2役を演じて、全編通じて7シーンにも及ぶ絢爛豪華な歌とダンスと、喜怒哀楽のドラマを全力で注ぎこんだインド映画原点回帰の本作は、「古き良きボリウッド映画の再来」と注目を集め、2015年のインド国内興収No.3の大ヒットを記録した。
まったく正反対の二人を演じ分けた主演のサルマン・カーンに加えて、『パッドマン 5億人の女性を救った男』のソーナム・カプールが、聡明なマイティリー王女役で、その美貌を存分に発揮、『ホテル・ムンバイ』のアヌパム・ケールなど、日本でも馴染みのある顔ぶれが集結した。
<総製作費18億円!これぞザ・インド映画!大迫力のマハラジャの宮殿や、子供専用の鏡の城で紡ぐ夢の世界>
2015年のインド公開という事もあり、既に観たインド映画ファンの間では「古今東西見渡しても珍しいぐらい綺麗な映画」「楽しくて、 笑えて、泣けて、幸せになる」「キングオブ大好きインド映画」など絶賛の声が寄せられる本作。
この度、解禁された場面写真7点は、ザ・インド映画に相応しく、夢の世界かと見間違うほどの豪華絢爛な宮殿や、鏡の城のセットたち。 当時のインド映画界では最高額となる総製作費18億円、1,000日以上の準備期間をかけてセットが組まれ、5,000人のエキストラを動員して15か月間200日に及ぶ撮影が敢行された本作。
そのおとぎ話の様に華やかで美しい世界の中でも大がかりだったのは、 鏡の宮殿だった。1960年公開の名作『偉大なるムガル帝国』の宮殿をモデルに、設計に2年を要し、300人のスタッフが24時間体制で90日かけて3つの同じ宮殿が制作された。骨組みから屋根や壁を作った後に、特別な鏡職人たちが映画のために招集され、 全ての内面の鏡を精密に設計して、一つ一つの鏡を手作業で埋め込んでいった。1,000万枚以上の鏡を使い、常に美しく反射して光を放つ、これまでにないデザインの宮殿が完成した。
サルマン・カーンは「想像以上に素晴らしく美しい城にみんなが驚いて、中に足を踏み入れて感激した。監督の情熱を感じたよ」と初めてセットを見たときの驚きを語っている。
『プレーム兄貴、王になる』予告
【ストーリー】
面倒見が良くて、曲がった事が大嫌い、周囲からアニキと慕われる下町の貧乏役者のプレームの願いは、憧れのマイティリー王女に一目でいいから出会う事。王女 が、婚約者のプリータムプル王国のヴィジャイ王子の王位継承式にやってくることを聞きつけたプレームは、相棒と出かけた街中で、王子の家来にスカウトされる。 なんと、王子のヴィジャイは、継承者争いの暗殺事件に巻き込まれ意識不明。しかもプレームとヴィジャイは瓜二つだったのだ! 4日後に迫る王位継承に向けて王子の替え玉に仕立てあげられたプレーム。しかし異母兄弟だらけで複雑な関係の王家の弟妹も、フィアンセのマイティリー王女も、 尊大で頑固な王子に心を開いてくれない。はじめは大人しく王子を演じていたプレームだったが、次第に下町育ちの本領を発揮。 真っすぐな心で、頑なな人々の心を溶かしていくが...
出演:サルマン・カーン ソーナム・カプール ニール・ニティン・ムケーシュ ディーパク・ドブリヤル アヌパム・ケール 監督:スーラジ・バルジャーティヤ
配給:SPACEBOX
宣伝:シネブリッジ
公式 twitter @prem_aniki
公式 facebook prem.aniki.jp
原題:Prem Ratan Dhan Payo/2015 年/インド/ヒンディー語/シネスコ/ 5.1ch/164 分
cRajshri Productions cFox Star Studios