今年12月に没後30年、 来年12月に生誕90年を迎える開高健。 「芥川賞」を受賞した作家なのに「ベトナム戦争の最前線」にまで赴き、 「釣り師」として世界中の魚たちに挑む……
そんな知と好奇心の巨人のそばには、 いつも「酒と美食」がありました。
『パニック・裸の王様』『夏の闇』『オーパ!!』などの小説やルポ、 「悠々と急げ」をはじめとする名言の数々、 壽屋(サントリー)宣伝部時代の名キャッチなどなど、 開高健の世界は今なお色褪せず、 むしろ輝きを増しています。 食・酒・旅・釣りと人生を楽しむ要素を網羅したその芳醇な世界を、 もっと多くの、 特に若い世代の人たちに知ってもらいたい!
そんな思いから、 各界のファンや関係者が熱く「開高」愛を語りあうトークセッションほか、 食・酒・旅・釣りなどのブース展示、 開高作品にちなんだオリジナルフードも楽しめる、 一夜限りのポップでエキサイティングなイベント「ビギナーズKAIKO! 渋谷でまるごと開高健」が開催されます。 開高ビギナー、 大歓迎!
(協力:公益財団法人開高健記念会 写真提供:高橋曻事務所)
【イベント詳細】
名称:「ビギナーズKAIKO! 渋谷でまるごと開高健」
日時:12/17(火)18時開場 19時開演 21時終了予定
場所:東京カルチャーカルチャー
料金:前売りチャージ券2,500円 (税別 飲食代別途必要)
【出演】
登壇者: 角幡唯介(ノンフィクション作家・冒険家) 岡田悠(ライター) 藤原光昭(ヤフー株式会社 事業プロデューサー) 一倉宏(コピーライター・クリエーティブディレクター) 岩崎亜矢(株式会社サン・アド コピーライター) 坪松博之(サントリー広報部 『壽屋コピーライター開高健』著者) 永山義高(開高健記念会理事長 『ずばり東京』担当編集者) 藤森益弘(作家、 評論家、 CMプロデューサー)
司 会: テリー植田(東京カルチャーカルチャー・
イベントプロデューサー)
【登壇者プロフィール】
●角幡 唯介(かくはたゆうすけ)
1976年生まれ。 ノンフィクション作家。 自身の冒険記を数多く著し、 『空白の五マイル―チベット、 世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞を受賞。
●岡田 悠(おかだゆう)
1988年生まれ。 Webライター。 会社員の傍ら、 有給を駆使して60ヶ国以上へ旅行し、 その記録をWebメディアで連載。 最近良かった国はイラン。
●藤原 光昭(ふじわらみつあき)
1982年生まれ。 Yahoo!JAPANで「Yahoo!ニュース個人」「
CREATORS(動画)」など、 個人の発信プラットフォーム事業の統括責任者を務める。 2017年より公益財団法人 開高健記念会のデジタルプロデューサーも務める。
●一倉 宏(いちくらひろし)
1955年生まれ。 コピーライター。 サントリーの宣伝部に勤務し、 トリスの新聞広告などを担当した。 現在はフリー。 おもなコピーに「うまいんだな、 これがっ」「きれいなおねえさんは、 好きですか」「あなたとコンビに」などがある。
●岩崎 亜矢(いわさきあや)
コピーライター。 主な作品に「GINZA SIX」ネーミング、 WHITE THE SUIT COMPANY「よくはたらくふく」、 with「好きは、 平等じゃない」、 ACジャパン「あなたでいいのだ。 」など。
●坪松 博之(つぼまつひろゆき)
1960年生まれ。 サントリー株式会社に入社後、 広報部でPR誌「サントリークォータリー」の編集を担当。 開高からは「モテまっちゃん」と呼ばれる。 公益財団法人開高健記念会理事。
●永山 義高(ながやまよしたか)
公益財団法人 開高健記念会 理事長。 朝日新聞社入社2年目に、 「週刊朝日」連載の開高健著『ずばり東京』とベトナム取材の担当者に。 副編集長、 編集長として『もっと遠く!』『もっと広く!』『国境の南』を連載する。 元朝日新聞社取締役(出版担当)。
●藤森 益弘(ふじもりますひろ)
1947年生まれ。 作家、 評論家、 CMプロデューサー。 (株)サン・アドで、 プロデューサーとして数々のCMを制作。 開高健出演のサントリーのCMも担当。 小説「春の砦」「モンク」、 映画評論「ロードショーが待ち遠しい」(いずれも文藝春秋刊)
を出版。 帝京大学、 福山大学、 武蔵大学で教鞭も取る。
【チケット予約】
チケットご予約はこちらから→ http://tokyocultureculture.com/event/general/29189