第72回カンヌ国際映画祭で審査員賞 を受賞した映画『Les misérables』の邦題を『レ・ミゼラブル』と決定し2020年2月28日(金)より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、 ヒュー マントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開となります。

物語の舞台は、ヴィクトル・ユーゴーの同名小説「レ・ミゼラ ブル」の舞台にもなったパリ郊外の町モンフェルメイユ。現在では移民などの低所得層が多く暮らし、激しいデモや衝突が頻繁に起こる貧しい地域となっています。そこでは出身地や宗教が複雑に絡み合い対立するグループが複数存在。それがやがて事件に発展していくことに...。

画像: ©RECTANGLE PRODUCTIONS

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メガホンを取ったのはフランスの新鋭 ラジ・リ監督。
モンフェルメイユで生まれ育ち、現在もそこで暮らす監督自身の体験した出来事をスタイリッシュな映像で描き切った本作は、圧倒的な緊迫感を放っており、2019年のカンヌ国際映画祭では「コンペ最大のショック!」という称賛とともにセンセーションを巻き起こしました。

フランスではマクロン大統領も本作を鑑賞後、自国の抱える問題を強く感じ「近隣の生活条件を改善するためのアイデアを見つけて行動を起こす」よう政府に求めたそうです。 さまざまな問題に揺れるヨーロッパの、リアルな現在地を切り取った問題作、注目です。

STORY
パリ郊外に位置するモンフェルメイユ。
ヴィクトル・ユーゴーの小説 「レ・ミゼラブル」の舞台でもあるこの街も、いまや移民や低所得層が多く暮らす危険な犯罪地域と化していた。犯罪防止班に新しく加わることとなった警官のステファンは、仲間と共にパトロールをするうちに、複数のグループ同士が緊張関係にあることを察知する。そんなある日、イッサという名の少年が引き起こした些細な出来事が大きな騒動へと発展。事件解決へと奮闘するステファンたちだが、事態は取り返しのつかない方向へと進み始めることになり...。

『レ・ミゼラブル』(原題:Les misérables)

監督:ラジ・リ
出演:ダミアン・ボナール ほか
配給:東北新社STAR CHANNEL MOVIES
2019年/フランス/フランス語/102分/カラー/シネスコ/5.1ch
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2020 年 2 月 28 日(金)、新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、 ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー

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