【上映スケジュール&作品紹介】

*以下、上映順・全作品英語字幕つき

『ファミリーロマンス, LLC』
 Family Romance, LLC

画像: © Film Constellation

© Film Constellation

11月8日 金曜日 午後7時

誰かの代わりとなり代行や代理出席サービス業を行っている東京にある実在の人間レンタル会社「ファミリーロマンス」をドイツの名匠ヴェルナー・ヘルツォーク監督が取り上げ、2018年春と秋に東京と青森で撮影を行い、今年5月のカンヌ国際映画祭で特別上映作品として出品。
実際のファミリーロマンス社の代表取締役である石井裕一氏がレンタル父親役として主演。父親がいないことで不登校になった娘・まひろ(タニモト・マヒロ)を助けたい一心で、母親の美貴(美貴)は石井裕一にレンタル父親を依頼することを決心する。
まひろは、レンタル父親とは知らずに徐々に石井に心を開いていくが。。。

2019年|89分|DCP|カラー|日本語|
監督 ヴェルナー・ヘルツォーク|
出演 石井裕一 タニモト・マヒロ 

『東京画』
Tokyo-Ga

画像1: © Wim Wenders Foundation

© Wim Wenders Foundation

11月9日 土曜日 午後2時30分

旅日誌の展開の中で、作家の心のうちをさらしていき、街としての東京、そして見るということを主題に、監督・脚本・録音・ナレーションを担当したヴィム・ヴェンダースによる優しさにあふれるほどのまなざしで小津安二郎監督へのオマージュをつづってゆくドキュメンタリー作品。
機内から見た東京の空、東京駅、地下鉄の構内、桜の墓地、原宿、パチンコ、ホテルのテレビの映像など、小津監督の代表作品『東京物語』の舞台となったロケーション・東京の1983年の撮影当時の風景が映しだされる。ヴェンダース監督自身の普通の旅人としての好奇心が映像に反映されている。

画像2: © Wim Wenders Foundation

© Wim Wenders Foundation

1985年|92分| DCP | カラー|英語・日本語・ドイツ語|
監督 ヴィム・ヴェンダース
出演 チーシュー・リュー ヴェルナー・ヘルツォーク 厚田雄春 

『HANAMI』
Cherry Blossoms

画像1: © Strand Releasing

© Strand Releasing

11月9日 土曜日 午後4時30分

子供たちから冷たくあしらわれ、妻・トゥルーディ(ハンネローレ・エルスナー)を失った老人・ルディ(エルマー・ウェッパー)は、亡き妻の洋服をスーツケースに詰め妻のあこがれだった日本を訪れる。満開の桜の木の下で舞踏を踊る18歳の少女・ゆう(入月絢)と出会ったルディは、ゆうに妻が一度見てみたかったという富士山の案内を頼むのだった。

『MON-ZEN』(1999年)や『漁師と妻』(2005年)など、本作品以外にも日本を題材にした作品を手掛けているドーリス・デリエ監督の作品。

画像2: © Strand Releasing

© Strand Releasing

2008年|124分|DCP|カラー|ドイツ語・日本語・
英語|監督 ドーリス・デリエ
出演 エルマー・ウェッパー ハンネローレ・エルスナ― 入月絢

『ライク・サムワン・イン・ラブ』
Like Someone in Love

画像1: © IFC Films

© IFC Films

11月9日 土曜日 午後7時

イランの巨匠・アッバス・キアロスタミ監督による日本とフランスの共同製作作品。
全編日本で撮影され、キャストは全員日本人。元大学教授のタカシ(奥野匡)は、現役を引退し、80歳を超えた今では孤独に生きていた。
少しでも家庭のぬくもりを味わいたいという思いから、デートクラブを通して亡き妻に似た女子大生の明子(高梨臨)を家に呼んだことがきっかけで、タカシは明子の複雑な関係に巻き込まれていく。
第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式招待作品。

画像2: © IFC Films

© IFC Films

2012年|105分|DCP|カラー|日本語|
監督 アッバス・キアロスタミ|
出演 高梨臨 奥野匡 加瀬亮

『ロスト・イン・トランスレーション』
Lost in Translation

画像1: © Universal Studios

© Universal Studios

11月19日 火曜日 午後7時

東京で出会ったハリウッド俳優の中年男・ボブ(ビル・マーレイ)と若いアメリカ人女性・シャーロット(スカーレット・ヨハンソン)の淡い愛の交流を描いている。慣れない都市、東京で孤独と不安を感じていたボブとシャーロットは、ホテルのエレベーターでの出会いをきっかけに交流を深めていくが、ボブに帰国の時が訪れる。
本作品でアカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞したソフィア・コッポラ監督の半自伝的作品。

画像2: © Universal Studios

© Universal Studios

2003年|102分|35mm|カラー|英語・日本語|
監督 ソフィア・コッポラ|
出演 ビル・マーレイ スカーレット・ヨハンソン ジョヴァンニ・リビシ

『TOKYOPOP』
Tokyo Pop

画像1: © Kuzui Enterprises, Inc.

© Kuzui Enterprises, Inc.

11月22日 金曜日 午後7時

*フラン・ルーベル・クズイ監督による質疑応答

不運続きでニューヨークでの生活に嫌気がさしていたロックシンガーを夢見るウェンディ(キャリー・ハミルトン)は、日本に住む友人から手紙を受け取り、日本ではアメリカ人のシンガーが人気がある事を知り、日本へ行くことを決意。日本に到着し、アメリカンロックに傾倒しているバンド、ザ・
ビーバップスのメンバーやボーカルをしているヒロ(田所豊)と出会い、バンドのボーカルをすることになる。ウェンディは、ボーカリストとして注目を浴びるようになるが、成功を収めていくうちに、外国人タレントとして物珍しく見られるだけの東京に疑問を感じ始める。

画像2: © Kuzui Enterprises, Inc.

© Kuzui Enterprises, Inc.

1988年|99分|35mm|カラー|英語・日本語|
監督 フラン・ルーベル・クズイ|
出演 キャリー・ハミルトン 田所豊(現・ダイヤモンド・ユカイ) 殿山泰司

『サン・ソレイユ』
Sans Soleil

画像1: © Argos Films

© Argos Films

11月23日 土曜日 午後2時

ある女性が世界中を旅するカメラマン、サンドール・クラスナからの手紙を読むという形式で日本とアフリカを捉えたドキュメンタリー。アイスランドの三人の少女を描き出した後に、日本のスケッチをゆるやかなテンポで映し上げ、やがて舞台はアフリカへと移ってゆく。

画像2: © Argos Films

© Argos Films

1983年|103分|35mm|カラー|フランス語|
監督 クリス・マルケル|
出演(ナレーション) フロランス・ドレー アレクサンドラ・スチュワルト 池田理代子

『Tokyo!』
Tokyo!

画像1: © Wild Bunch

© Wild Bunch

11月23日 土曜日 午後4時30分
12月7日 土曜日 午後2時

ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ボン・ジュノの個性的な3監督による東京を舞台にしたオムニバス作品。
ミシェル・ゴンドリー監督『インテリア・デザイン』:駆け出しの映画監督アキラ(加瀬亮)と共に上京してきたヒロコ(藤谷文子)。部屋探し、就職など物事が上手くいかない中で、ヒロコは自分の居場所が次第になくなっていくのを感じる。
レオス・カラックス監督『メルド』:東京の下水道から出没する謎の怪人「メルド」。人々が恐れる中、ついに大きな事件が起こり…。
ポン・ジュノ監督『シェイキング東京』:10年間引きこもりの生活を続けている一人の男(香川照之)は、ある日、配達に来た美しい少女(蒼井優)と目が合い…。

画像2: © Wild Bunch

© Wild Bunch

画像3: © Wild Bunch

© Wild Bunch

2008年|102分|35mm|カラー|日本語・フランス語|
監督 ミシェル・ゴンドリー レオス・カラックス ボン・ジュノ|
出演 藤谷文子 加瀬亮 ドゥニ・ラヴァン 石橋蓮司 香川照之 蒼井優

『畏れ慄いて』
Fear and Trembling

画像1: © Studiocanal

© Studiocanal

11月23日 土曜日 午後7時

ベルギーの小説家、アメリ―・ノートンの同名の自伝的小説を映画化。日本生まれ、ベルギー育ちの女性アメリー(シルヴィ・テステュー)が、大学卒業後に日本企業で通訳として過ごした1年間を描写。
自分のルーツを探し求め、本当の日本人になるために何でもこなそうとするアメリー。
完璧な日本語を話し、完璧な書類を作成するものの、数々の批判、叱責にあうばかり。アメリーと上司との、そして日本との関係はいかに…。

画像2: © Studiocanal

© Studiocanal

2003年|106分|35mm|カラー|日本語・フランス語|
監督 アラン・コルノ―|
出演 シルヴィ・テステュー 辻かおり 諏訪太朗

『東京暗黒街・竹の家』
House of Bamboo

画像1: © 20th Century Fox

© 20th Century Fox

12月7日 土曜日 午後4時30分

富士山麓で列車ギャング事件が起こり、アメリカ軍の兵器が奪われ、軍曹が殺される。
東京に配属されたアメリカ憲兵隊のハンスン大尉(ブラッド・デクスター)は、東京警視庁のキタ警部(早川雪洲)と共に捜査を始める。数日後に、ギャングは東京の工場を襲うが、仲間の一人が逃げ遅れて死んでしまう。
ほぼ同時に起こった陸軍軍曹とギャング一味の死を捜査することになったハンスン大尉だが、
そこで明らかになる意外なつながりとは…。

画像2: © 20th Century Fox

© 20th Century Fox

1955年|102分|35mm|カラー|英語・日本語|
監督 サミュエル・フラー|
出演 ロバート・ライアン ロバート・スタック シャーリー・ヤマグチ(山口淑子)

『ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT』
The Fast and the Furious: Tokyo Drift

画像3: © Universal Studios

© Universal Studios

12月7日 土曜日 午後7時

ワイルド・スピードシリーズの3作目。
日本の高校に編入したカリフォルニアの高校生ショーン(ルーカス・ブラック)は、同じアメリカからの留学生トウィンキー(バウ・ワウ)と出会い、アンダーグラウンドのレースに参加することとなる。
そこでヤクザとつながりを持つ無敵のストリート・レーサー、“ドリフト・キング”ことD.K.(ブライアン・ティー)に目をつけられ、ショーンは勝負を挑まれる。そして、プライドと自由を賭けた戦いが幕を明けるのだった。

2006年|105分|35mm|カラー|英語・日本語|
監督 ジャスティン・リン|
主演 ルーカス・ブラック ブライアン・ティー バウ・ワウ

【チケット等・詳細情報】

会場: Japan Society 
(333E. 47thSt., between 1stand 2ndAvenues, New York, NY 10017)

『東京物語:世界から想像する日本』特別シリーズ上映会
入場料:一般14ドル/シニア・学生・障がい者 11ドル/JS会員10ドル
特別割引:3作品以上同時購入で各券が2ドルずつ割引!
オール・アクセス・パス:77ドル。
特別シリーズ上映会『東京物語:世界から想像する日本』開催中、すべての上映会に入場できるパス。

*10人以上のグループに割引あり。
詳細はf2@japansociety.orgまでお問い合わせください。

チケット購入: 
ボックス・オフィス(212-715-1258 月曜~金曜 午前11時~午後7時/土日(展覧会開催中のみ) 午前11時~午後5時)もしくはオンラインwww.japansociety.org
 

上映作品のタイトルおよび上映開始時刻は予告なしに変更されることがありますのでご了承ください。最新情報、詳細は下記のサイトをご覧ください。

『東京物語:世界から想像する日本』

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