21世紀においての最高の映画を英"The Guardian"紙が世界の映画製作者に答えてもらうという企画。
今回は、リチャード・リンクレイター、是枝裕和、バリー・ジェンキンス、マイク・リーなどの世界の著名な監督からの回答が載せられていました。
あなたの好きな監督が、どのような映画を選んだのかは、下記より。
(選ばれた作品の予告と合わせ掲載しました。)
バリー・ジェンキンス
『ムーンライト』『ビール・ストリートの恋人たち』
「最も純粋な映画。」
カルロス・レイガダス監督
『静かな光』 (2007)
アンドリュー・ヘイ
『広野にて』『さざなみ』
「優しくて深く思いやりのある映画。これまでに作られた孤独について最高の作品の一つです。 私はいつもそれについて考えます。」
ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督
『冬の街 』Uzac(2002)
是枝裕和
『万引き家族』『真実』
「イ・チャンドンの人間性に対する深い洞察が映画に反映されています。」
イ・チャンドン監督
『シークレット・サンシャイン』(2007)
マイク・リー
『ヴェラ・ドレイク』『ピータールー マンチェスターの悲劇』
「真夜中に病院から病院へと運ばれる病気の老人に関する低予算の傑作。 」
クリスティ・プイウ監督
『ラザレスク氏の最期』 (2005)
リチャード・リンクレイター
『6才のボクが、大人になるまで。』『30年後の同窓会』
「その広大な野心と瞑想を合わせて...知覚自体を混乱させ、挑戦する方法が大好きです。」
テレンス・マリック監督
『ツリー・オブ・ライフ』(2011)
ケネス・ロナーガン
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
「最高のものを特定することは不可能ですが、私の心に浮かぶ映画はペドロ・アルモドバルの『トーク・トゥ・ハー』です。」
ペドロ・アルモドバル監督(2002)
『トーク・トゥ・ハー』
スティーブ・マックイーン
『SHAME -シェイム-』『それでも夜は明ける』
「あなたが知らない間に起こる映画。」
侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督
『珈琲時光』[カフェ・ルミエール](2003)
ネメシュ・ラースロー
『サウルの息子』『サンセット』
「美しく催眠術のようでした。 迷路のような経験、人文主義的な視点、文明に関する未回答の質問など、この映画が私に与えた深い印象を覚えています。」
ケリー・ライヒャルト監督
『Meek’s cutoff』(2010)
その他記載されている監督の推薦作品
ジョアンナ・ホッグ
『マーガレット』(2011)
ルクレシア・マルテル
『A Family Submerged』(2018)
トレイ・パーカーとマット・ストーン
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』((2015)
マイケル・ウィンターボトム
「Theo Who Lived」(2016)
サラ・ポーリー
「A Hidden Life」(2019)
パオロ・ソレンティーノ
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)
ジョシュアオッペンハイマー
『コード・アンノウン』(2000)、『籠の中の乙女』(2009)、『幸福なラザロ』(2018)、『インポート/エクスポート』(2007)、『誰も知らない』(2004)
パヴェル・パウリコウスキ
『沼地という名の町』 La Ciénaga (2001)、『ラザレスク氏の最期』 (2005)、『愛おしき隣人』(2007)、『静かな光』(2007)、『昔々、アナトリアで 』(2011)、『彷徨える河』(2016)