イタリアで開催されていた第76回ヴェネチア国際映画祭が、現地時間7日授賞式が開催され、以下受賞作品が決定した。
下馬評も高かったが、ホアキン・フェニックスが悪のカリスマ"ジョーカー"を演じたトッド・フィリップス監督の『ジョーカー』が最高賞となる金獅子賞を受賞した。
審査員大賞には86歳となる名匠ロマン・ポランスキー監督が堂々と受賞。
銀獅子賞となる監督賞にはロイ・アンダーソン監督が受賞。また、脚本賞は香港の異色のアニメ作品『No. 7 Cherry Lane』のYonfanが選ばれました。
最優秀女優賞は「セザール賞」などでも受賞しているフランスのアリアンヌ・アスカリッドが、同じく男優賞は『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』などのイタリアのルカ・マリネッリがそれぞれ出演作で受賞している。
金獅子賞(最優秀作品賞)
『ジョーカー』
トッド・フィリップス監督
審査員大賞
『J’ACCUSE』
ロマン・ポランスキー監督
銀獅子賞(最優秀監督賞)
『ABOUT ENDLESSNESS』
ロイ・アンダーソン監督
最優秀女優賞
アリアンヌ・アスカリッド『Gloria Mundi』
最優秀男優賞
Luca Marinelli 『Martin Eden』
最優秀脚本賞
Yonfan『No. 7 Cherry Lane』