1988年に公開された日本初の本格スプラッター・ホラー『死霊の罠』と、その第2弾となる1992年公開の『死霊の罠2 ヒデキ』のブルーレイ化プロジェクトがスタートいたしました。

https://motion-gallery.net/projects/cinema_donuts-001

海外からも高い評価を受けていながら、いずれも現在では鑑賞することが大変困難となっている2作品。なんとかソフト化を実現させたいという、このプロジェクト。
第一弾作品として選ばれたのが邦画スプラッター・ホラーの傑作『死霊の罠』『死霊の罠2 ヒデキ』です。

画像1: “日本初の本格スプラッター・ホラー映画”の傑作-監督:池田敏春、脚本:石井隆『死霊の罠』などの35mmからのブルー・レイ化計画がスタート!

〈『死霊の罠』とは?〉

1980年代を代表する新進気鋭の映画監督が集まって設立された製作会社ディレクターズ・カンパニーがJHV(ジャパンホームビデオ)とともに製作した、日本初の本格スプラッター・ホラー映画。監督は『人魚伝説』の池田敏春、脚本は『GONIN』の石井隆
1988年5月に劇場公開され、9月にVHSが発売。その後、2000年にDVDが発売され、現在は廃盤となり、中古市場では価格が高騰しています。

画像2: “日本初の本格スプラッター・ホラー映画”の傑作-監督:池田敏春、脚本:石井隆『死霊の罠』などの35mmからのブルー・レイ化計画がスタート!

〔ストーリー〕
人気TVレポーター名美(小野みゆき)のもとへ、一本のビデオテープが送られて来た。何気なくテープをセットした彼女の前に映し出されたのは、全裸で両手を縛られた女の殺人シーンだった。絶叫する女の顔、それはいつしかテープを見ている名美の顔と瓜二つであることに気づく。いったい目的は何なのか、殺人シーンは本物なのだろうか?
職業意識と好奇心に駆られ、プロデューサー原田(島田紳助)の制止を振り切り、名美は、制作仲間であるライターの雅子(桂木文)、デスクの理江(中川えり子)、スタイリストの麗(小林ひとみ)、そして唯一の男であるTV局のAD・近藤(阿部雅彦)を引き連れて、テープの撮影現場である郊外の基場跡へと車を走らせた。広大な敷地の中に入った5人は3手にわかれ、人気のない木造兵舎やコンクリートの建物の中へ…。ひとり別行動の名美は、不審な男(本間優二)と出会う。弟ヒデキを捜しているという男は「気をつけろよ」と言い残して、名美の前から姿を消したが、しかし…。

1988年/カラー/100分/ステレオ/ビスタ/
配給:ジョイパックフィルム

監督:池田敏春『魔性の香り』
脚本:石井隆『ヌードの夜』

撮影:田村正毅『タンポポ』
特殊メイク:若狭新一『ゴジラVSメカゴジラ』

出演:小野みゆき、本間優二、小林ひとみ、中川えり子、桂木文、阿部雅彦、島田紳助

〈『死霊の罠2 ヒデキ』とは?〉

『死霊の罠』の第2弾。1作目に続き、佐野史郎が出演。監督・脚本は『スケバン刑事』など数多くのテレビドラマや映画の脚本を手掛けた橋本以蔵

1992年7月に劇場公開され、11月にVHSで発売されて以降、DVDは未発売となっています。

画像3: “日本初の本格スプラッター・ホラー映画”の傑作-監督:池田敏春、脚本:石井隆『死霊の罠』などの35mmからのブルー・レイ化計画がスタート!

〔ストーリー〕
恋人に棄てられ、子供を堕した経験を持つ亜紀(中島唱子)。以来、亜紀は対人恐怖症に陥り、仕事も映画館の映写技師に変え、現実逃避の日々を送っていた。
ある夜、仕事終わりにテレビレポーターである友人の絵美(近藤理枝)に呼び出された亜紀。そこで彼女は絵美の不倫相手である倉橋(佐野史郎)を紹介されるのだが、その日以降、倉橋はなぜだか亜紀につきまとい始めるのだった。
一方世間では、若い女を狙った残虐な連続殺人が発生していた。現場にて友人の絵美がレポートする番組を見ている亜紀に戦慄が走る。なんと絵美の背後に、しゃがみこんだ姿の少年が映っているではないか。それは亜紀の勤める映画館で見かける、存在するはずもない少年そのままの姿であり…。
一体、その少年の正体とは? 倉橋はなぜつきまとうのか? やがて、絵美から倉橋の子を妊娠したと告げられた亜紀は…。

1992年/カラー/97分/ステレオ/ビスタ/
配給:ジャパンホームビデオ

監督:橋本以蔵『帝都物語 外伝』
脚本:小中千昭『ほんとにあった怖い話』、橋本以蔵『AKIRA』
出演:中島唱子、近藤理枝、佐野史郎、角替和枝、ルビー・モレノ、新井康弘、田口浩正、きたろう、岩松了、池波志乃、大島蓉子、平泉成**

◆シネマドーナツとは
ブルーレイやDVD、CD などのパッケージを販売する店舗が激減する市況の中、映画やアニメ等のコンテンツメーカーは販売に苦労をされています。特にDVD より高コストのブルーレイは商品化に踏み切りにくく、DVD販売のみとなっているタイトルも数多くあります。そこでファンから支援を募りブルーレイ商品化・お届けをする形で、メーカーもファンも喜ぶ仕組みをBlu-ray・DVD パッケージ制作に定評のある株式会社スカーレットと、クラウドファンディングプラットフォームMotionGallery と作り、「シネマドーナツ」と名付けました。

◆今後の展開『死霊の罠』ブルーレイ化プロジェクトを皮切りに、各コンテンツメーカー様ご協力のもと、第2弾・第3弾を企画中です。ジャンルを問わず、幅広いタイトルを取り扱っていきます!

ブルーレイ化が実現した場合、これまでも『ロング・グッドバイ』『ラスト・シューティスト』などの傑作のほか『ミュータント・フリークス』『ゾンビ・コップ』『吐きだめの悪魔』などのカルト作のブルーレイ化を数多く手掛けてきた映像メーカー、株式会社マクザムが商品の制作を手掛けます。

詳細情報は下記より

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