カンヌ国際映画祭パルム・ドールに輝いた『パリ、テキサス』、監督賞を受賞した『ベルリン・天使の詩』など、映画史に永遠に刻まれる傑作を世に送り出し続けるヴィム・ヴェンダース監督。世界中
から敬愛されている名匠の待望の最新作『世界の涯ての鼓動』(8月2日(金)、TOHOシネマズシャンテ他にて全国順次公開)より、本作主演のジェームズ・マカヴォイの場面写真をとコメントを合わせて解禁となりました。
『X-MEN』シリーズのプロフェッサーX役で人気を博し、『スプリット』『ミスター・ガラス』で注目を集め、本作ではMI-6の諜報員ジェームズを演じたジェームズ・マカヴォイの新しい場面写真が解禁!
本作でのマカヴォイは、任務の為には命を惜しまなかった男が、アリシア・ヴィキャンデル扮するダニーとの深い出逢いを経てイスラム過激派組織に捕らわれてもなお、生きる事に執着しながら苦境に立ち向かう、という役どころ。
ネット上での映画ファンの間では、アリシアの私生活をふまえつつ、「今回のアリシアの相手役は、X-MENのマイケル・ファスベンダーではなく、マカヴォイの方と恋人同士の役なの!?(笑)」という呟きも見られました。
本作は、カンヌ国際映画祭パルム・ドールに輝いた『パリ、テキサス』、監督賞を受賞した『ベルリン・天使の詩』など、映画史に永遠に刻まれる傑作を世に送り出し続けるヴィム・ヴェンダース監督の最新作。
生物学者のダニー(アリシア・ヴィキャンデル)とMI-6の諜報員であるジェームズ(ジェームズ・マカヴォイ)が、ノルマンディーの海辺に佇むホテルで出会ってから5日間で情熱的な恋におちる。互いに生涯の相手だと気付くが、ダニーには、グリーンランドの深海に潜り地球上の生命の起源を解明する調査が、そしてジェームズには、南ソマリアに潜入し爆弾テロを阻止する任務が待っていたー。
果たして、この極限の死地を抜け出し、最愛の人を再びその胸に抱きしめることができるのか。
今回解禁となった場面写真は、ジェームズがダニーと出会ったノルマンディーの美しい海岸で、ダニーに想いを馳せて遠くを見つめる場面、そして瀟洒なホテルで抱き合う二人の2枚。
そして、マカヴォイとベンダースが向かい合って打ち合わせをするオフショットと、合わせて3枚を解禁。
マカヴォイは本作について、きめ細やかに洗練された脚本に惹き付けられたと語る。「美しく詩的なラブストーリーだ。愛の概念について描いた物語でもある」さらにマカヴォイは、監督のヴェンダースと会った時のことを振り返る。
「短いミーティングで、僕が一人で喋りまくった。監督は、とても静かで有名だから。『この仕事は取れない。最悪だ』と思ったね。だから、オファーされた時は本当に驚いた」とキャスティング秘話について明かしている。
劇中では、地球の果てまでもとらえる壮大な映像美と、人間の心の涯てまでを追いかけるエモーショナルなストーリーの中で「人間にとって最も深い不安を掘り下げるチャンス」とワクワクしながら役を作り上げたという、過去最高に魅力的なジェームズ・マカヴォイを見ることができる。
監督:ヴィム・ヴェンダース
出演:
ジェームズ・マカヴォイ『ミスター・ガラス』『X-MEN』シリーズ
アリシア・ヴィキャンデル『リリーのすべて』『トゥームレイダー』
原題『Submergence』/2017年/イギリス/英語・アラビア語/カラー/ビスタサイズ/DCP/5.1ch/112分
字幕翻訳:松浦美奈
配給:キノフィルムズ/木下グループ
レーティング:G
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