5月15日、ジェフ・クーンズの作品「ラビット」が、ニューヨークのクリスティーズでオークションに掛けられ、存命のアーティストとしての最高額100億円(9110万ドル)で売却されたニュースが世界を駆け巡った。
なぜ、そんな価格でアートが売れるのか?疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
ドキュメンタリー映画『アートのお値段』では、ナサニエル・カーン監督が、誰もが抱くそんな疑問を美術界の有力者たちにダイレクトに投げかけながら、アートとお金の関係を探っていきます。
本作の公開日が8/17(土)に決定し、日本版予告編が完成いたしました。
この予告編には、9月に森アーツセンターギャラリーにて開催の「バスキア展 MADE IN JAPAN」で展示されることが決まっている、ZOZO社長の前澤友作氏が所有しているジャン=ミシェル・バスキアの「Untitled」がサザビーズで落札される瞬間の映像が含まれています。
どうやってアートの価格が決まるのか、その瞬間をお見逃しなく!
本作は『マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して』でアカデミー賞にノミネートされたナサニエル・カーン監督がアート市場に迫るドキュメンタリー。
アートの世界をさすらいながら、監督が私たちに問いかけます。「そもそも、アートの価値ってなんだろう?」 アート市場の舞台裏に、あなたの答えを探しに出かけませんか。
秋のサザビーズ・オークションまで、6週間。
アート業界がざわつき始める。情熱的なオークショナー、時代を創るギャラリスト、バブルを憂う評論家、アートに魅せられたコレクター。そしてラリー・プーンズ、ジェフ・クーンズ、ジョージ・コンド、ゲルハルト・リヒターほか、一流アーティストたち。それぞれの思惑と十人十色の価値観がせめぎあい、創作と評価の間でアーティストたちの葛藤の日々は続く…。
前澤社長のバスキア作品、落札の瞬間も!『アートのお値段』予告
監督:ナサニエル・カーン
出演:ラリー・プーンズ、ジェフ・クーンズ、エイミー・カペラッツォ、ステファン・エドリ、ジェリー・サルツ、ジョージ・コンド、ジデカ・アクーニーリ・クロスビー、マリリン・ミンター、ゲルハルト・リヒター 他
HOT & SUNNY PRODUCTIONS and ANTHOS MEDIA in association with ARTEMIS RISING and FILM MANUFACTURERS, INC. present
2018年/アメリカ/98分/英語/DCP/カラー/原題:THE PRICE OF EVERYTHING
配給:ユーロスペース