『ソウ』で一世を風靡し、『インシディアス』シリーズ、『死霊館』シリーズなどを手掛け、今やマスターオブホラーの異名を取るジェームズ・ワン。
世界興行収入累計1500億円を超える超ヒットホラー『死霊館』シリーズを世に贈り出したホラーの天才ジェームズ・ワンが新たな恐怖で世界を震撼させる『ラ・ヨローナ ~泣く女~』が5月10日、全国公開となります。
ヨローナとは、メキシコ発祥の古くから語り継がれる怪談に登場する、呪われた”泣く女”。それは、かつて愛する夫が浮気をしたことにより、嫉妬に狂い、夫が世界で一番愛する我が子を溺死させてしまった女。その後悔から彼女は嘆き苦しみ、遂には正気を失って自ら川に身を投げ、呪いとなってこの世を彷徨っている。ヨローナの涙は今も枯れることはない。彼女は水のあるところに現れる。生き延びたければ、決して、水に近づいてはいけない―。
![画像: 『ラ・ヨローナ ~泣く女~』 © 2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781437/rc/2019/04/02/4105672e898528d042cb505f0a26d2f14274f078_large.jpg#lz:xlarge)
『ラ・ヨローナ ~泣く女~』
© 2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
「僕らがよく観るタイプのホラーとは一線を画した恐怖を描く」とワン自ら新たな恐怖に自信をみせるホラー映画が世界を、そして日本を恐怖に陥れる。
メガホンをとるのは『死霊館』第3弾の監督もワン自ら任せ、そして「彼は不気味で本当に怖い人物」と語る新鋭マイケル・チャベス。
さらに、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の脚本ゲイリー・ドーベルマンがワンとともに製作に名を連ねる。主演のソーシャルワーカーの女性アンナを『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『グリーンブック』のリンダ・カデリーニが務め、彼女が助けを求める神父を『アナベル 死霊館の人形』のトニー・アメンドーラが演じている。
そして、今ハリウッドではジャームズ・ワン監督を筆頭にホラー出身の監督たちが、続々と大作映画の監督として、引っ張りだこなのをご存知でしょうか?
もしかしたらチャベス監督もそのうち…!?
ハリウッドはホラー映画出身監督が今アツい!
ホラー映画界の帝王ジェームズ・ワンに見いだされ、本作で長編初監督を務めたのはマイケル・チャベス監督。
![画像: 『ラ・ヨローナ ~泣く女~』マイケル・チャベス監督のメイキング写真 © 2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781437/rc/2019/04/02/793495b2351b5e1d5367c13d76a60ea68437a3f1_large.jpg#lz:orig)
『ラ・ヨローナ ~泣く女~』マイケル・チャベス監督のメイキング写真
© 2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
監督を志したきっかけを「映画が自分を友達や親と繋げてくれたものだからという理由が大きいかな。両親との楽しかった思い出が一緒に映画を観たことなんだ!父はスポーツが大好きで、僕はアートやコミックオタクで趣味は全然違ったけど、父と唯一一緒にできることが映画館に行くことだった。誰かと映画館に一緒に行くという経験はとてもマジカルなことだと思うよ。特に社会が分断されている現在の世の中において、同じ空間で同じものを見ながら同じ恐怖や希望などの感覚を味わうということは、大切なことだと思う」と熱く語る、次代を担う期待の新鋭チャベス監督。
2016年に短編映画『The Maiden』(原題)で、シュリークフェスト・ホラー映画祭超短編映画作品賞を獲得し、その才能にいち早く目を付けたのがジェームズ・ワン。
チャベス監督自身、ジェームズ・ワンの大ファンで、連絡が来た時にはワクワクが止まらなかった模様。当のジェームズ・ワンは「スタジオと一緒にこれから出てくる新しいフィルムメイカーたちを見つけ、彼らに情熱を形にする機会を与えるんだ!」と、後進の育成に余念がない。
![画像: ジェームズ・ワン監督の『アクアマン』メイキング写真 © 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781437/rc/2019/04/02/33c3f8c4dd658610a1062de1921242aea3a35cbc_large.jpg#lz:xlarge)
ジェームズ・ワン監督の『アクアマン』メイキング写真
© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
チャベス監督の前には、『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)の監督に『ライト/オフ』(2016)のデイビッド・F・サンドバーグ監督を抜擢。
そして今や、ジェームズ・ワン監督自身は『アクアマン』を世界規模での驚異的大ヒットに導き、サンドバーグ監督は4/19(金)より公開となる『シャザム!』の監督を務め、評価を高めるなどそれぞれアメコミ原作の大作を担う人気監督の仲間入りを果たしている。
![画像: 『シャザム』でのデイビッド・F・サンドバーグ監督メイキング写真 ©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781437/rc/2019/04/02/4e8f2db04a9166842fd461b071da1bd85327b207_large.jpg#lz:orig)
『シャザム』でのデイビッド・F・サンドバーグ監督メイキング写真
©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
そんなホラー映画出身監督にとって上昇気流が吹き荒れる中、マイケル・チャベス監督自身もすでに次回作が『死霊館3』に決定しており、もしかしたら…今後DCなどの超大作を手掛ける可能性が!
まずは初長編監督作である『ラ・ヨローナ ~泣く女~』をご覧いただき、その可能性をひしひしと感じて頂きたい!
ワン→サンドバーグ→チャベスと繋がれた最恐の系譜。次なる才能の出現にも要注目!
映画『ラ・ヨローナ ~泣く女~』本予告
映画『ラ・ヨローナ ~泣く女~』本予告【HD】2019年5月10日(金)公開
youtu.be【STORY】
ラ・ヨローナ。それは”泣く女”。ヨローナは永遠に彷徨い続け、かつて自身の手で殺してしまった我が子を取り戻したい一心で水辺へと誘い、そして溺死させる。ある問題を抱えた母親が子どもの危機を感じ取り、不吉な警告を発するものの、それを無視したアンナと幼い子供たちは、ほどなくしてヨローナの恐怖に引きずり込まれることになる。彼女は海や川、プールやお風呂、そしてトイレ、水たまりであろうが、水のある所に現れる。ヨローナのとてつもない怒りにさらされる彼女たちは果たして生き延びられるのか。
監督:マイケル・チャベス
製作:ジェームズ・ワン『死霊館』シリーズ、ゲイリー・ドーベルマン『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
出演:リンダ・カデリーニ、マデリン・マクグロウ、ローマン・クリストウ、レイモンド・クルツ、パトリシア・ベラスケス ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
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2018 年/アメリカ/カラー/デジタル/英語/原題:The Curse of La Llorona