『レッドクリフ』(08,09)を撮り終えた直後に構想・撮影に入り、長い時間をかけて本作を完成させたジョン・ウー監督。 そして10年後、公開が待たれていた渾身の大河ロマンが、遂に待望の日本公開となる!!!!

『男たちの挽歌』、『レッドクリフ』、『M:I-2』など、数々の名作を手掛け、世界中にファンを持つ巨匠監督ジョン・ウーがメガホンを取り、金城武、チャン・ツィイー、ソン・ヘギョ、そして日本からは長澤まさみと、日中韓の豪華キャストが集結した大河ロマン、『The Crossing(原題)』が、邦題『The Crossing -ザ・クロッシング- PartI,II』に決定し、6月7日(金)より日本公開されることとなりました。

画像: ©Beijing Galloping Horse ・ All Rights Reserved.

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運命が、交差する。

3組の男女の出会いと別れ、移りゆく愛の物語を、国民党(蒋介石しょうかいせき)と共産党(毛沢東)との対立が最も激化した、1945年国共内戦を舞台に描いた本作。
当時、日本の占領下にあった台湾と、中国本土は激しい内戦状態にあり、多くの人々が犠牲となった。この歴史的大戦を題材に選び監督を務めたのは、『男たちの挽歌』、『レッドクリフ』、『M: I-2』を手掛けたジョン・ウー。
中国生まれで香港に移り住み、“香港ノワールの生みの親”とも呼ばれる巨匠は、下積み時代に映画会社の台湾支社に所属していた過去を持つ。
本作に対し、「中国と台湾両岸の想いを込めた作品を作りたいと思っていた」と、特別な想い入れがある事を語る監督。名作『グリーン・デスティニー』の脚本家ワン・ホエリンの原案を基に、前後編に渡る壮大な大河ロマンスを構築、総製作費76億円 をかけ、超大作に仕上げた!

前編は戦争と時代に翻弄されながらも、命を燃やし・愛を貫いた3組の男女を描き、後編では1,000人近い乗組員、乗客が犠牲になった上海発・台湾行きの大型客船「太平輪号沈没事件」を軸に、客船に乗り合わせた男女それぞれの運命がやがて交差していく―

3組の男女を演じる俳優陣には、中国・日本・韓国を代表する超豪華キャストが集結!
チャン・イーモウ監督作『LOVERS』 や、日本のドラマ・CMにも出演経歴を持つ金城武が、台湾国籍の日本軍軍医イェン・ザークンを演じ、近年『マスカレード・ホテ ル』、『キングダム』、『コンフィデンスマンJP』と出演作が後を絶たない女優長澤まさみが、金城武の幼馴染・雅子を演じている。他キャストには、中国を代表する女優チャン・ツィイー(『LOVERS』)、ホアン・シャオミン(『イップ・マン 葉問』)、トン・ダーウェ イ(『レッドクリフ』)、韓国の人気女優ソン・ヘギョ(「太陽の末裔」)。

また、この度監督から日本公開決定に伴いコメントが到着!

不穏な時代ほど愛の偉大さが際立つ。本作で中国と台湾の両岸の思いを伝えられたらと思います。
ージョン・ウー

[前編]
1945年、国民党の将校、レイ・イーファン(ホアン・シャオミン)は、上海の舞踏会でチョウ・ユンフェン(ソン・ヘギョ)と運命的な出会いをする。しかし 国共内戦が激化し、レイはユンフェンを残し内戦の最前線へと向かう―ユンフェンは新居の家屋で、「ザークン(金城武)」と記された絵と、額裏から「雅子 (長澤まさみ)」の日記を発見する―ユイ・チェン(チャン・ツィイー)は、出征したまま行方不明になった恋人を探すため、従軍看護師に志願。十分な食糧 が無いなかで見知らぬ兵士、トン・ターチン(トン・ダーウェイ)と家族のふりをして、食糧配給を得る―

[後編]
1947年、1,000人近い乗客・乗組員を乗せて上海から台湾へ向かっていた大型客船「太平輪」。船にはユイ・チェン(チャン・ツィイー)、ザークン(金城 武)、トン・ターチン(トン・ダーウェイ)が、それぞれに違う目的で乗船していた。深夜、近くの貨物船との衝突事故でそれまでお互いを知る事の無かった男女 の3組の運命が交差する―

出演:チャン・ツィイー、金城武、ソン・ヘギョ、ホアン・シャオミン、トン・ダーウェイ、長澤まさみ他
監督・脚本:ジョン・ウー『男たちの挽歌』、『レッドクリフ』、『M:I-2』
原案:ワン・ホエリン(『グリーン・デスティニー』)
2014/中国/PartI129 分,PartII126 分/字幕翻訳:木村佳名子/5.1ch/シネスコ/
原題 The Crossing 太平輪
©Beijing Galloping Horse ・ All Rights Reserved.
配給:ツイン

6月7日(金)PartI、6月14日(金)PartII
シネマート新宿・心斎橋ほか順次ロードショー!

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