田沼武能、生誕90年、写真家生活70年の節目に開催
本展は会期中の2月18日に90歳を迎えられる戦後の日本写真界をリードしてきた田沼武能の最初期の活動を紹介する貴重な展覧会です。
「昔はものはなかったが、人情はあった」
と写真家田沼が述懐する通り、展示会場には人の温かみが感じられる写真の展示が続きます。
木村伊兵衛、桑原甲子雄、濱谷浩ら東京の写真を撮ってきた写真家の多くが東京の下町出身であったのは、決して偶然ではなかったのでしょう。田沼もまた浅草の写真館の生まれでした。
社会派を気取るわけでもなく、下町育ちの生活者として、ただ日々の人々の営みを丹念に撮り続けた田沼の眼に写ったものは、現代に生きる私たちが失いつつある人情や地域のつながりといった大切なものなのかもしれません。
時代が変貌しつつある今、観て感じるべき戦後東京の姿
元号が変わり、再び東京でのオリンピックが開催される今というタイミングで田沼が撮影した180点余りの作品群を通して、戦後東京の姿を見直してみることできっと様々な思いに駆られることでしょう。
関連企画
田沼武能×大村彦次郎(編集者・文芸評論家)クロストーク
東京下町育ちの二人が子供の頃のことや東京の街、などについて語り合います。
日時:2月23日(土)午後2時~3時30分(開場午後1時30分)場所:世田谷美術館講堂
定員:140名 手話通訳付き、申し込み不要・参加無料・当日午後1時より整理券配布
田沼武能講演会「わが写真家人生」
本展出品作の解説や新人の頃のエピソード、海外での取材活動や近年のライフワークまでを
お話します。
日時:3月16日(土)午後2時~3時30分(開場午後1時30分)場所:世田谷美術館講堂
定員:140名 手話通訳付き、申し込み不要・参加無料・当日午後1時より整理券配布
100円ワークショップ
子供から大人まで、どなたでも参加できる工作です。
日時:会期中の毎週土曜日午後1時~3時(随時受付)場所:地下制作室 参加費:100円
田沼武能写真展 東京わが残像 1948-1964 / 世田谷美術館
2019年2月9日[土]‐4月14日[日] 午前10:00 ー 午後6:00
(月曜休館 / 月曜祝日の場合は、翌平日が休館)
世田谷美術館 〒152-0075 世田谷区砧公園1-2
Tel: 03-3465-6011 (代表)
展覧会のご案内 Tel:03-5777-8600(ハローダイヤル)
PRESENT 「田沼武能写真展 東京わが残像 1948-1964」
このたび, シネフィルでは、「田沼武能写真展 東京わが残像 1948-1964 」入場チケットを10組20名の皆様へプレゼントをおこないます。
下記の必要事項、読者アンケートをご記入の上、
「田沼武能写真展 東京わが残像 1948-1964」入場チケット・プレゼント係宛てに、メイルでご応募ください。
抽選の上、記名ご本人様のみ有効の、チケットをプレゼントいたします。
転売業者などに入手されるのを防止するため、ご入場時他に当選者名簿との照会で、公的身分証明書でのご本人確認をお願いすることがあります。
☆応募先メイルアドレス
info@miramiru.tokyo
応募締め切り ☆2019年3月15日
記載内容
☆1、氏名
☆2、年齢
☆3、当選プレゼント送り先住所(応募者の電話番号、郵便番号、建物名、部屋番号も明記)
建物名、部屋番号がない場合は、郵便が到着しないケースが発生しておりますので、
かならず、建物名、部屋番号の両方をご明記下さい。
☆4、ご連絡先メイルアドレス、電話番号
5、記事を読んでみたい監督、俳優名(複数回答可)
6、読んでみたい執筆者(複数回答可)
7、連載で、面白いと思われるもの(複数回答可)
8、連載で、面白くないと思われるもの(複数回答可)
9、良くご覧になる、webマガジンやサイトなどお教え下さい。
10、シネフィルへのご意見、ご感想、などのご要望も、お寄せ下さい。
11、今回の入場チケットを使用してのご参加人数(1名様か、2名様か)
ご家族名などでの、二重、三重応募は、無効とさせていただきます。
マンション名、建物名、部屋番号は、必ずご記入下さい。
また、写真展、ご鑑賞後の感想等の掲載にご協力いただける場合は、ペンネーム・イニシャル・本名などを明記の上、上記メールにいただけますようお願いいたします。