イギリスの俳優ピーター・ターナーが1987年に発表した同名の回顧録を映画化した『Film Stars Don’t Die in Liverpool』が邦題『リヴァプール、最後の恋』として2019年春、日本公開されることが決定いたしました。
『悪人と美女』(1952)でオスカー助演女優賞に輝いた往年の大女優グロリア・グレ アム(1923-1981)。
1950年代ハリウッドで活躍し、4度の結婚歴もある自由奔放な彼女と、駆け出しの若手舞台俳優ピーターの最後の恋--
往年の大女優・グロリアに実力派・アネット・ベニング(『キッズ・オールライ ト』『20センチュリー・ウーマン』)、ピーターを『リトル・ダンサー』『スノー ピアサー』で知られるジェイミー・ベルが演じ、年齢の壁もキャリアの差も超えて深く結びついていく二人のロマンスを描いている。
今回解禁となったポスタービジュアルは、スポットライトにあたること・女優であることに最後までこだわるグロリアとその彼女に寄り添い続けるピーターの姿をピックアップ。
「美しく生きた。美しく演じた。」というコピーでは、自らの意思を貫いたグロリアの、女性として、また女優としての潔さや強さを表現。
胸を締め付ける切なさとあたたかさが同居するビジュアルとなっている。
海外批評
≪アネット・ベニング、キャリア最高の演技。伝説的なハリウッド女優の苦悩と歓喜をベニングが演じる感動的な伝記映画。(Rolling Stone誌)≫
≪驚くほど優雅さと優しさに満ちたシーンの数々。(Wall Street Journal)≫
≪アネットも素晴らしいが、最大の驚きはベルかもしれない(New York Times)≫
[STORY]
1981年9月29日、ピーター・ターナーの元に衝撃の知らせが飛び込んできた。 かつての恋人グロリア・グレアムがランカスターのホテルで倒れたのだという。 「リヴァプールに行きたい」そう懇願するグレアムに対してターナーは自分の実家でグレアムを療養させることにした。 ターナーの家族やリヴァプールを懐かしむグロリアだったが、全く病状を明かそうとしない。心配になったターナーは、 主治医に連絡をとり病状を確かめた。そして、グレアムの死が近いことを悟ったターナーは、不意に彼女と楽しく過ごし ていた頃を思い出すのだった。 本作は駆け出しの俳優に過ぎなかったターナーと往年の大女優であったグロリア・グレアムとの歳の差もキャリアも超え た恋模様を描く。そしてグレアムがリヴァプールに拘り続けた理由とは―
アネット・ベニング (『キッズ・オールライト』『20センチュリー・ウーマン』)
ジェイミー・ベル (『リトル・ダンサー』『スノーピアサー』 )
ジュリー・ウォルターズ (『パディントン』『ハリー・ポッター』シリーズ) ヴァネッサ・レッドグレイヴ (『大統領の執事の涙』『アンコール』)
監督 ポール・マクギアン (『ホワイト・ライズ』)
脚本 マット・グリーンハルシュ (『コントロール』『ノーウェアボーイひとりぼっちのあいつ』)
原作 ピーター・ターナー 「Film Stars Don’t Die in Liverpool」
配給:キノフィルムズ/木下グループ
2017年/アメリカ/英語/カラー/シネマスコープ/5.1ch/105分/字幕翻訳:栗原とみ子
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