映画監督として、女優として、写真家として--20世紀を4回生きた女性レニ・リーフェンシュタールのドキュメンタリー『レニ』が再び--

ドキュメンタリー映画『レニ』1月19日（土）よりアップリンク渋谷にて公開が決定いたしました。

ヒトラーに才能を愛され、世界中に憎まれた波乱の人生

本作は世界映画史上に粲然と輝く1936年ベルリン・オリンピック大会の記録映画『オリンピア』(ベネツィア国際映画祭金獅子賞受賞)や、ドイツではいまもなおタブーとなっているナチス党大会の記録映画『意志の時利』を監督したレニ・リーフェンシュタールの波乱に富んだ生涯を描いたドキュメンタリー作品。。

彼女は戦後に「ナチス協力者」のレッテルを貼られ、非難、黙殺を受けながらも数多くの裁判を闘い抜き、70才を越えて写真集『ヌバ』、水中写真で見事なカムバックを果たし、2003年101歳で亡くなるまでクリエイティブの現場で活躍し続けた。

世界各国の映画祭で話題をさらった映画『レニ』は彼女の数奇な人生をあますことなく描ききった唯一無二の作品です。

なお、初日1/19（土）10：15～上映終了後、石坂健治さん（東京国際映画祭プログラミング・ディレクター／日本映画大学教授）のトークを予定しております。

1993年製作／ドイツ・ベルギー合作／カラー／35mm／182分
提供：ワコー＋パンドラ　
配給：パンドラ
©OMEGA FILM GmbH/NOMAD FILMS 1993