こんにちは。井樫です。
レインダンス映画祭3日目、4日目(最終日)のレポートをしたいと思います。
3日目。
この日は上映もイベントも特になかったので、観光dayでした。
ロンドン橋。
菅原夏原コンビは、ミュージカル『王様と私(King and I)』主演:渡辺謙さん。観劇へ。
本場のミュージカルに感動していたようです。
イギリス名物、フィッシュ&チップス。
チキン南蛮みたいなかんじですね。
それから映画祭会場の近くにある美術館・NATIONAL GALLERYへ。
ロンドンはほとんどの美術館が無料で入ることができます。
会場内には、ただ絵画を見ている人だけではなく、
絵画を熱心にスケッチしている人や、ノートにメモを取っている人などがいました。
美術館が無料というのは、芸術家にとって優しいですね。
ゴッホやモネの絵画も見ることができました。
解説を聞きながら回ることができるので(言語を選べます。日本語もあり)
数時間じゃ回りきれません。
そして、「ナチュラルウーマン(A Fantastic Woman)」を観に!
脚本家のQ &A付き。
そんなこんなで3日目の夜は更けていきました。
4日目に突入。
『真っ赤な星』2度目の上映の日です。
映画祭の受付。ここでチケットを発券します。
ロンドンの映画館は、ひとつひとつの椅子が大きくてゆったりしています。
リクライニング機能つき。
大盛況。
途中映写がおかしくなり、慌てて劇場を出ました。
映画祭スタッフに「エクスキューズミー シャドー イン スクリーン」
とめちゃくちゃな英語でその事実を伝え、直してもらいました。
自分の映画がベストな状態で観てもらえないことほど、嫌なことはないですね。
と、途中の危機を乗り越え作品は終盤に。
前回もでしたが、終盤になると鼻をすする音が。
言葉や人種が違えど、通じるものはあるのだなと、身に染みて感じます。
お越しくださいましたみなさま、ありがとうございました。
サンキュー。アイラブユー。
こうして、5泊7日の旅は終了です。
たくさんの人に『真っ赤な星』を観ていただけ、
映画に対するさまざまな感想や解釈をいただきました。
その解釈の多様さに、改めて驚きと感動を覚えます。
映画は観てもらって初めて完成するものであり、
愛しい我が子がやっと門出に立ったような気持ちです。
『真っ赤な星』日本では12月1日からテアトル新宿にて公開、
追って順次全国公開となります。
12月に劇場で会いましょう。
ロンドンから愛を込めて。