『ドライヴ』『ネオン・デーモン』などの鬼才ニコラス・ウィンディング・レフン監督が、自分自身の今までに気に入ったカルトな映画の配信や、エッセイなどを挙げていくキュレーションサイトby nwr.comを立ち上げことが英国のガーディアンなどの海外メディアが報じています。
もともと、これらのカルト、B級映画好きのレフン監督が失われたと思われていたこれらの作品を探し出し、復元などの費用も出してMUBIと組んで復活させるプロジェクト”BY NWR”をスタートさせてきました。
このサイトでは、さらにこのプロジェクトを発展させた形で彼自身が、サイトを運営していきます。
サイトにアドレス登録さえすれば自由にストリーミングして映画を見ることも可能で、すでにいくつかの映画が公開されています。
すでにバート・ウィリアムズ監督・主演の「THE NEST OF THE CUCKOO BIRDS (1965) 』やDale Berry の『Hot Thrills and Warm Chills (1967)』Joseph G. Pietroの『Shanty Tramp(1967)』など、どれもこれも忘れ去られていた60年代に製作された作品が並んでいます。
レフン曰く「「私たちの時代は、セックス、ホラーやメロドラマを必要とします」と語り、9月には新たな作品も続々と加わり、これらのカルト、B級、レアなホラー映画好きにはたまらないサイトとなりそうです。(ただし英語ですが--)
このプロジェクトはレフン監督自身が編集長を務め、毎回新たなゲストキューレータートを立て、前述のMUBIやハーバード大学カーペンター視覚芸術センターにあるハーバードフィルムアーカイブなどと組んで、これらの忘れられた作品に新たな命を吹き込み文化を共有させていくという試みです。
下記が、公式サイトと、そのFBサイトです。