今年2月、世界三大映画祭の一つとして知られるベルリン国際映画祭にワールドプレミア上映を果たし話題となった、佐渡島オールロケ映画『Blue Wind Blows(ブルー・ウィンド・ブロウズ)』(富名哲也監督)。
ベルリン国際映画祭”のジェネレーション・コンペティション部門への正式招待とともに、ベルリン映画祭の出品作品の中から選出し、7つの劇場で上映してゆく映画祭特別プログラム「Berlinale Goes Kiez」部門にも日本作品で初選出となり注目を集めました。
そして、この度、台湾で開催される、第20回台北映画祭(6/28-7/14)「アジアン・プリズム」部門での出品が確定し、アジアプレミアとして上映されることが決定しました!
『Blue Wind Blows』は、バケモノに父親がさらわれたと思っている少年とその家族の物語。
撮影は、2017 年 3 月から 4 月の約 3 週間、新潟県佐渡島で全篇行われ、主人公の少年とその妹役は、2016年の島内のオーディションで決定。
主人公アオ役を演じたのは当時小学 6 年生の田中日月くん。
母親役としては、『東京タワー:オカンとボクと、時々オトン』で、 日本アカデミー賞新人賞を受賞した内田也哉子。7年ぶりに映画出演で、父 内田裕也と初共演となる。その他キャストには、萩原聖人、森山開次、田中椿、新音などが参加している。
また、映画で印象的な音楽を担当するのは、佐藤 望。
現在、『Blue Wind Blows』は、今後さらなる国際映画祭への出品も予定し、日本国内でも早く公開出来るよう準備を進めているという。