長編デビュー作の『凱里ブルース』(路边野餐)で世界から脚光を浴び、ナント三大大陸映画祭では、84年のホウ・シャオシェン監督以来の中国人としてのグランプリを獲得したビー・ガン監督。

前回シネフィルでも、新作『LONG DAY'S JOURNEY INTO NIGHT(地球最后的夜晚)』のことをご紹介しました(http://cinefil.tokyo/_ct/17166316)が、今作は、2作目にして国際製作となっており、今回、初の映像クリップが公開されています。

カンヌ国際映画祭のインタビューではこの作品を作る上で、パウル・ツェランの詩のタイトル『罌粟と記憶』からアイデアを得たと語っており、またフィルム・ノワールの古典として現在でも高く評価されているビリー・ワイルダー監督の『深夜の告白』からの影響、キャストに関してのイメージはシャガールの絵からインスピレーションを得たとも語っています。

そして、この作品は2部構成になっており、後半の部分は3Dでの映像であることも判明しました。

出演は、アン・リー監督の映画『ラスト、コーション』などのタン・ウェイ、シルビア・チャン、フアン・ジュー、Meng Li など。

画像: 畢贛導演新作《地球最後的夜晚》 片段搶先看 youtu.be

畢贛導演新作《地球最後的夜晚》 片段搶先看

youtu.be

中国のサイトでは、別の映像が上がっています。解説が入っており少しわかりにくいですが映像だけみるとやはり、今作の独特の映像がわかります。
(下記映像をご覧になるには、PLAYボタンを押してください)

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