2018年のカンヌコンペティション作の中で、特に最初から多くの話題を集めていたのはこの『BlacKkKlansman』だ。
当然といえば、当然なのだが監督は、カンヌ国際映画祭には、『サマー・オブ・サム』以来19年振りの参加となるスパイク・リー監督。そして、自らの監督作『ゲット・アウト』でアカデミー賞脚本賞を受賞したジョーダン・ピールがプロデュースにまわった話題作!
今回の作品は、白人至上主義の結社クー・クラックス・クラン(KKK)に潜入したという実在のアフリカ系アメリカ人の警察官を描いたクライムスリラー。
ストーリーは、1970年代のはじめ、コロラド州のアフリカ系アメリカ人の警察官ロン・ストールワースが、地元紙に掲載された白人優位主義を唱えるあの秘密結社KKKメンバー募集の広告に応募し、潜入捜査を進めていく。
そして、組織内で徐々にその地位を上げついには地域の支部にトップにまで上り詰めるのだが--
信じられない実話に基づいたものだという。
出演は、名優デンゼル・ワシントンの息子ジョン・デヴィッド・ワシントンとアダム・ドライヴァーが共演。
全米公開は8月10日。
『BlacKkKlansman』海外予告
カンヌのレッドカーペット映像も
スパイク・リー監督の登場は動画の47分前後からです。