『ブリジット・ジョーンズの日記』や『エリザベス』の製作者が自身の両親の奇跡のような実話を映画化した『Breathe(原題)』が、邦題『ブレス しあわせの呼吸』として2018年9/7(金)より角川シネマ有楽町他全国公開することが決定致しました。

画像1: © 2017 Breathe Films Limited, British Broadcasting Corporation and The British Film Institute. All Rights Reserved

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第71回ロンドン映画祭でオープニングを飾った本作は、1950年代にアフリカでポリオに感染した父親のロビン・カヴェンディッシュとその妻ダイアナの激動の半生を、息子であるジョナサン・カヴェンディッシュが自ら映画化した感動作。

ロビンは、首から下が全身マヒになり、人工呼吸器なしでは自力で息をすることができず、余命数ヶ月を宣告された。だが、思い出の中の両親は、笑顔とユーモアを絶やさず、外の世界へと飛び出していった。なぜ、彼は「世界一幸せ」だと胸を張れたのか?ポジティブかつエネルギッシュに人生を謳歌したロビンと、彼に無償の愛を注ぎ込んだ妻のダイアナ、支え続けた兄弟や友人たちとの絆が、『レ・ミゼラブル』の脚本家ウィリアム・ニコルソンの手腕により、感動的に描かれる。
笑いや感動で、人々を幸せにする映画製作者として活躍するジョナサン・カヴェンディッシュの原点にもなったと言える真実の物語。

ロビン・カヴェンディッシュ(1930-1994) イギリス、ダービシャー生まれ。王立陸軍士官学校を卒業後、7年間英国陸軍に在籍し大尉となる。除隊後はアフリカで紅茶卸のビジネスを始める。1957年にダイアナと結婚、ケニアに渡り、息子ジョナサンが誕生。28歳にしてポリオウィルスに感染し、首から下が全身マヒとなり人工呼吸器なしでは生きられない身となる。1962年、オックスフォード大学のE・T・“テディ”・ホール教授と共に呼吸器付車椅子を開発。保健省から資金提供を募り、多くのポリオ患者のために改良モデルを作り続けた。医師や科学者と共に、障害者が操作できる電子装置の開発に関わり、頭の動作で使用できる電話、テレビ、ヒーター等の商品化に尽力し、障害者の生活をより良いものにした。その功績が称えられ1974年に大英帝国勲章を授与された。

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主人公には『ハクソー・リッジ』でアカデミー賞®にノミネートされたアンドリュー・ガーフィールド、ダイアナにはTVシリーズ「ザ・クラウン」でゴールデン・グローブ賞を受賞したクレア・フォイ。家族を見守る仲間たちには『プライドと偏見』のトム・ホランダーや、「ダウントン・アビー」のグランサム伯爵でお馴染みのヒュー・ボネヴィル。
監督は、『ホビット』シリーズの第2監督を務め、今回初長編監督デビューとなるアンディ・サーキス。オスカーに3度輝く撮影監督ロバート・リチャードソンが捉える、50~60年代の英国のエレガントな暮らしと、旅先の雄大なアフリカの風景も見逃せない。

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<STORY> 運命の恋に落ち、家族や友人に祝福されて結婚し、最高に幸せな日々を送っていたロビンとダイアナ。ところが、出張先のナイロビで、突然ロビンが倒れてしまう。診断結果はポリオ、首から下が全身マヒとなり人工呼吸器なしでは息もできない。時は1959年、医師からは「余命数カ月」と宣告される。英国に戻り息子が生まれたが、ロビンは絶望の中にいた。病院を出たいと望むロビンのために、医師の反対を押し切り自宅で看病する決意をするダイアナ。彼女の決断は、ロビンの運命を大きく変えていく――

監督:アンディ・サーキス 
脚本:ウィリアム・ニコルソン 
撮影:ロバート・リチャードソン 
プロデューサー:ジョナサン・カヴェンディッシュ
出演:アンドリュー・ガーフィールド、クレア・フォイ、ヒュー・ボネヴィル 
2017/イギリス/英語/カラー/5.1ch/スコープ/118分/字幕翻訳:松浦美奈
配給:KADOKAWA 
後援:ブリティッシュ・カウンシル 
© 2017 Breathe Films Limited, British Broadcasting Corporation and The British Film Institute. All Rights Reserved

2018年9/7(金)角川シネマ有楽町他全国ロードショー

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