ラフォーレミュージアム原宿では 2018 年 2 月 23 日(金) ~3 月 14 日(水)の期間、写真家瀧本幹也氏の大型展覧会 「CROSSOVER」を開催されております。

瀧本幹也氏は、自身の作品制作活動をはじめ、広告写真、グラフィック、エディトリアル、コマーシャルフィルム、映画など幅広い分野の撮影で活躍する写真家です。

1998 年からそのキャリアをスタートさせた 写真はもとより、2012 年から取組み始めた映画の撮影でも、「そして父になる」(2013 年)で第 66 回カンヌ国際映画祭コンペティション部門審査員賞、「海街 diary」(2015 年)で第 39 回日本アカデミー賞最優秀撮影賞、最新作「三度目の殺人」(2017 年)では第 41 回日本アカデミー賞 優秀撮影賞を受賞。

画像1: Photo: Kazuo Yoshida

Photo: Kazuo Yoshida

画像2: Photo: Kazuo Yoshida

Photo: Kazuo Yoshida

画像3: Photo: Kazuo Yoshida

Photo: Kazuo Yoshida

見る人の心を捉える気鋭の写真家としてますます注目を集め、日本写真界をリードしています。

本展では、広告、作品、CM、映画の 4 ジャンルをクロスオーバーする瀧本氏のこれまでの活動の全貌を知るまたとない機会となり、広告写真や作品、CM、映画まで約 400 点を展示で、瀧本氏の展覧会として最大の規模となります。

瀧本幹也プロフィール
写真家 / 1974 年愛知県生まれ。
94 年より藤井保氏に師事。98 年に写真家として独立し、瀧本幹也写真事務所を設立。広告写真をはじめ、 グラフィック、エディトリアル、自身の作品制作活動、コマーシャルフィルム、映画など幅広い分野の撮影を手 がける。主な作品集に『LAND SPACE』(13)『SIGHTSEEING』(07)『BAUHAUS DESSAU ∴ MIKIYA TAKIMOTO』(05)などがある。また 12 年からは映画の撮影にも取り組む。自身初となる『そして父になる』(是 枝裕和監督作品)では第 66 回カンヌ国際映画祭コンペティション部門審査員賞を受賞。15 年『海街 diary』で 第 39 回日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞。17 年『三度目の殺人』が第 74 回ヴェネツィア国際映画祭コ ンペティション部門に選出された。東京 ADC 賞、ニューヨーク ADC 賞 GOLD、カンヌライオンズ国際広告祭 GOLD、ACC グランプリ、日経広告賞グランプリ、ニューヨーク CLIO AWARDS GOLD、ロンドン D&AD YELLOW PENCIL など、国内外での受賞歴多数。

画像4: Photo: Kazuo Yoshida

Photo: Kazuo Yoshida

画像5: Photo: Kazuo Yoshida

Photo: Kazuo Yoshida

■瀧本氏と親交のある著名人からのコメント

・是枝裕和 (映画監督・テレビディレクター)
映画『空気人形』のスチールをお願いした時、本人は無口でクールなのに、出来上がった写真には僕には見え ていない光と影が、四角形に切り取られ、その中には、あふれんばかりの情動が満ち満ちていた。彼といつか映 画が作りたい。そう思った。

・坂本龍一(音楽家)
若い頃の瀧本くんの写真には、鋭く切り裂くような透徹した目を感じていました。
しかしいつの頃からか、その鋭さに深さの感覚が加わったように思います。
それはいい意味で成熟なのでしょう。
今後の深化が楽しみです。

・服部一成 (アートディレクター)
瀧本くんは、無理難題を最後には写真に定着する。
やりかたは写真の摂理にぴったり沿い、水が流れるようにスムーズ。彼自身がもはや写真機である。

・平野啓一郎 (小説家)
自然、人工物、そして人間。――瀧本さんの捕らえる一瞬は、美しく完結している。断片は写真の全体となる。し かもそれは、想像力の飛躍を刺激して止まない。どこへでも行ける。本質へも、現実へも、あり得たかもしれない可能性へも。

画像6: Photo: Kazuo Yoshida

Photo: Kazuo Yoshida

画像7: Photo: Kazuo Yoshida

Photo: Kazuo Yoshida

<瀧本幹也展「CROSSOVER」企画内容>

■瀧本幹也展「CROSSOVER」概要
・会 期:2018年2月23日(金)~3月14日(水)  11:00~21:00
・会 場:ラフォーレミュージアム原宿 (東京都渋谷区神宮前1丁目11番6号ラフォーレ原宿6階)
・入場料:無料
・問合先:03-3475-0411(ラフォーレ原宿代表番号)
・主 催:ラフォーレ原宿
・企画制作:ラフォーレ原宿、瀧本幹也写真事務所
・会場デザイン:村山圭
・グラフィックデザイン:矢後直規(SIX)

■瀧本氏が自らナビゲーターを担うギャラリーツアー
瀧本幹也氏自らがナビゲーターとなり、展示作品にまつわるストーリーやエピソードなどを解説しながら、お客様と共に会場をまわります。
・日時:2018年3月10日(土)19:00~20:00
・出演:瀧本幹也
※詳細・参加方法はラフォーレ原宿ホームページにてご確認ください。

■最新の作品集
瀧本幹也氏のキャリアのスタートから20年に及ぶ膨大な活動の記録の中から、自身がセレクトした400点以上の作品を収録。
写真作品に加え、広告写真やCM、映画までを網羅した初めての作品集。500ページを超えるボリュームの決定版!
会場にて先行販売いたします。

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