第70回カンヌ国際映画祭でプレミア上映されるや、観客総立ちで拍手喝采を浴び世界中のジャーナリストたちに、
“最高傑作”-LAタイムズ/ローリング・ストーン
“歴史に残ることが運命付けられた作品”—アイリッシュタイムズ
“この映画は、ディズニー・ワールドよりマジカルだ!”-アリゾナ・リパブリック
と絶賛され、全世界で96ノミネート56受賞(2018.2.7時点/IMDB調べ)し、現在もアカデミー賞助演男優賞(ウィレム・デフォー)ノミネートの話題作『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』が5月12日(土)新宿バルト9他にて全国公開致します!
監督・脚本は、全編iPhoneで撮影しロサンゼルスの街で暮らすトランスジェンダーの女性たちをポップに描いた『タンジェリン』(15)で世界中を驚愕させたショーン・ベイカーが今度は全編35mmで撮影。
本作の舞台は“世界で最もマジカルな場所”といわれるフロリダのディズニー・ワールドのすぐ外側にある安モーテル。
どこか現実離れしたパステルカラーに彩られた世界で、夢に満ちた毎日を生きる幼いムーニー、変えられない現実に抗う母ヘイリー、そして同じく社会の片隅で生きる人々の日常を、眩いほどの映像美でカラフルにそしてリアルに描き出します。
主人公ムーニーを演じたのは本作で数々のブレイクスルー賞を受賞した天才子役ブルックリン・キンバリー・プリンス。
ヘイリー役には監督自身がインスタグラムで発掘した演技未経験のブリア・ヴィネイト、さらにモーテルの管理人ボビーを演じるウィレム・デフォーは本作でアカデミー賞®助演男優賞にノミネート、受賞大本命との呼び声も高い。
この度解禁されたティーザー予告では、眩しいほどに真っ青なフロリダの夏空の下、大きなアイスクリームを象ったお店や豊かな緑、パステルカラーのモーテルが立ち並ぶ中で、真夏の冒険を楽しむ無邪気で可愛い子どもたちの様子が鮮やかに映し出されている。
しかしそんな子どもたちとは対照的に周りの大人たちがなんとか家賃を払いモーテル暮らしをしている厳しい現実も見え隠れする。
過酷な現実とは裏腹に大好きなママと一緒に過ごすムーニーはと幸せそうな笑顔でいっぱい。「よし行こう」、と友達と虹に向かって走り出すムーニー。この夏、果たして彼女たちになにが待ち受けているのか―
<あらすじ>
6歳のムーニーと母親のヘイリーは定住する家を失い、フロリダ・ディズニー・ワールドのすぐ外側にある安モーテルでその日暮らしの生活を送っている。周りの大人たちは厳しい現実に苦しむも、ムーニーはモーテルに住む子供たちと冒険に満ちた毎日を過ごし、そんな子供たちをモーテルの管理人ボビーはいつも厳しくも優しく見守っている。しかし、ある出来事がきっかけとなり、いつまでも続くと思っていたムーニーの夢のような日々に現実が影を落としていく—
監督・脚本・編集:ショーン・ベイカー
出演:ブルックリン・キンバリー・プリンス、ウィレム・デフォー、ブリア・ヴィネイト
2017年/アメリカ/カラー/DCP5.1ch/シネマスコープ/112分
提供:クロックワークス、アスミック・エース
配給:クロックワークス
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