「絵筆を手にしながら、あなたと暮すのが私の幸せ」
カナダで最も有名な画家モード・ルイスが教えてくれる、人生で大切な喜びとは――
小さな港町で、カナダの美しい四季と動物を色鮮やかに素朴で愛らしい絵を描き続けた画家のモード・ルイスと、不器用ながらもモードを献身的にサポートした夫のエベレット。はじめは孤独だった2人が運命的な出会いを経て、夫婦の絆と慎ましくも確かな美しい色にあふれた幸せな日々を手に入れた、感動の実話がついに映画化!
この度、カナダで最も有名な画家モード・ルイスと夫エベレットの夫婦の絆を描き、世界の映画祭で観客賞を受賞した感動作「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」より、イーサン・ホークのインタビュー映像を解禁されました。
本作への思いがじんわりと伝わるインタビュー映像となっています。
イーサン・ホーク インタビュー
「大人の恋愛を描いた作品は本当に少ない。これは過去にない美しいラブストーリーだ。実在の人物を演じる時はその人物を忠実に演じる面もあれば、自由に演じる面もある。ドキュメンタリーじゃないし、人の人生を完璧に再現するのは無理がある。」
「ノバスコシアの人たちが大好きだ。だからあの夫婦のインタビュー映像を見た時、この素晴らしい夫婦の物語を世に広めたいと思った。それと同時に 自分がエベレットだったらどうするか。役を自分のものにするためじっくり考えた。この映画の主題はエベレットの視点では他人の愛し方を学ぶことだ。」
「サリー(・ホーキンス)との共演シーンは全て本当に楽しかった。彼女は女優として素晴らしく高いレベルの才能を持っている。しかも 強烈に感受性が高い彼女を内心では“40キロの激情”と呼んでいたよ。」
『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』
イーサン・ホークインタビュー
【ストーリー】
カナダ東部の小さな町で叔母と暮らすモード(サリー・ホーキンス)は、絵を描くことと自由を愛していた。ある日、町の商店で買い物中のモードは、家政婦募集の広告を貼り出した男に興味を持つ。男は町はずれで暮らし、魚の行商を営むエベレット(イーサン・ホーク)。モードは束縛の厳しい叔母から逃げるため、住み込みの家政婦になろうと決意。彼が1人で暮らす小屋のドアをノックした。
子供の頃から重いリウマチを患い、一族から厄介者扱いされてきたモード。孤児院で育ち、学もなく、生きるのに精一杯だったエベレット。そんなはみ出し者同士の同居生活はトラブル続きだった。しかし、モードがこしらえた熱々のチキンシチューを口にして、エベレットは孤独だった心が温まるのを感じる。やがて2人は互いを認めあい、結婚することに。
そんな時、顧客のサンドラがエベレットに会いに訪れる。ニューヨークから避暑に来ている彼女は、モードが壁に描いたニワトリの絵を見て一目で才能を見抜き、絵の制作を依頼する。サンドラの期待に応えようと、モードは夢中で筆を動かし始めた。壁に、板に、請求書の裏に。そんな彼女を不器用に応援するエベレット。やがてモードの絵は評判を呼び、アメリカのニクソン大統領からも依頼が来るが……。
監督:アシュリング・ウォルシュ
出演:サリー・ホーキンス、イーサン・ホーク
原題:MAUDIE 2016年/カナダ・アイルランド/英語/116分/DCP/カラー
日本語字幕:牧野琴子 後援:カナダ大使館 アイルランド大使館
配給:松竹
©2016 Small Shack Productions Inc./ Painted House Films Inc./Parallel Films (Maudie) Ltd.