2018年1月13日(土)から公開されます映画 『悪と仮面のルール』。
日本国内のみならず、アメリカをはじめとした海外でも注目を集め、ウォー ル・ストリート・ジャーナルで「ベストミステリー10小説」に選出された芥川賞作家・中村文則の原作が、関ジャニ∞や福山雅治らのミュージックビデオやCMを数多く手掛けてきた新鋭・中村哲平監督によって、ついに映画化。
“悪”となるために創られた男・久喜文宏を演じるのは、 映画、舞台など幅広いジャンルで活躍する玉木宏。
そのほか、新木優子、吉沢亮、中村達也、光石研、村井國夫、柄本明ら実力 派キャストが集結。
原作の世界観を忠実に描きながら、“最後は泣ける”サスペンスが完成した。
本作を監督した中村哲平は、ロサンゼルスの大学で映画演出を学んだ後、関ジャニ∞やUV ERworldなどの映像作品を手掛けるほか、福山雅治出演アサヒスーパードライのCMを担当。
また、『アルマゲドン』『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイ監督、『レッドクリフ』シリーズ や『M:I-2』のジョン・ウー監督と共にCM制作を行うなど、国際的に活躍している人物。
この度、本編映像と、メイキング映像、さらに主演の玉木宏やヒロインの新木優子、吉沢亮ら豪華キャストが中村監督との撮影について語る特別映像が完成した。
中村監督は、原作の世界観や描写をそのまま映像にしたいと考え、小説に登場する重要なセリフを盛り込むことを提案。撮影前にはリハーサルを入念に行い、俳優たちと一緒に登場人物のキャラクターを作り込むことに時間を掛けた。
このように登場人物の感情を丁寧に表現することを優先する演出を、主演の玉木宏は「気持ちの流れを重視してくれる」「背中を押してくれているような気持ちになれた」と語ります。
さらにロケ地や小道具にも徹底的にこだわり、映像の美しさのみならず、原作の持つ“空気感”までもをスクリーンに描き出そうと試行錯誤を重ね、本作を作り上げた。
新木優子と吉沢亮は、「映像の綺麗さ、ワンシーンワンシーンがすごく魅力的な映画。」(新木)、
「画のかっこよさに現場の時 から感動してて、すごいかっこいいお洒落な画がいっぱいあって。それだけで観る価値がある。」(吉沢)と語っている。
『悪と仮面のルール』のメイキング&インタビュー特別映像
【プロフィール】
中村哲平...1979 年 8 月 18 日生まれ。2001 年、渡米し、ロサンゼルスの大学で映画演出を学ぶ。09 年、LAで俳優・伊 原剛志と共同執筆したショートフィルム『A LITTLE STEP』を監督。日本に帰国後、関ジャニ∞出演の映像作品「8UPPERS FEATURE MUSIC FILM」(10)の脚本・監督をする。11 年からは福山雅治出演アサヒスーパードライの CM 監督を担当。12 年 に監督したロックバンド・UVERworld の長編ドキュメンタリー映画『THE SONGS』は、DVD ランキング映画部門にて発売初週第 一位を獲得。これはアーティストのドキュメンタリー映画では、マイケル・ジャクソン『THIS IS IT』以来の快挙。最近では、全編ロ サンゼルスで撮影した映画『ZEDD』を脚本・監督。日本語、英語、韓国語、中国語の4ヶ国語を使用した国際的な作品として 高い評価を受ける。
■ストーリー
“悪”になるために創られた男。彼は顔を変え、過去を捨て、殺人を繰り返す。哀しい真実を隠して――。
11 歳の久喜文宏は、この世に災いをなす絶対的な悪=“邪”になるために生まれたと父から告げられる。やがて、父が自分を完全 な“邪”にするために、初恋の女性・香織に危害を加えようと企てていることを知り、父を殺害して失踪する。十数年後、文宏は顔を 変え、“新谷弘一”という別人の仮面をつけ、香織を守るために殺人を繰り返していた。そして、文宏の過去を知る異母兄の幹彦や 日本転覆を企むテロ組織が香織を狙い始めたと知った文宏は、ついに自身の背負わされた運命に立ち向かうことを決意するが―。
玉木宏 新木優子 吉沢亮 中村達也 光石研 村井國夫 柄本明
原作:中村文則「悪と仮面のルール」(講談社文庫)
監督・編集:中村哲平
脚本:黒岩勉
主題歌:Uru「追憶のふたり」(ソニー・ミュージック アソシエイテッドレコーズ)
2017 年/カラー/5.1ch/138 分
(C)中村文則/講談社 (C)2017「悪と仮面のルール」製作委員会
企画制作:PlusD
配給・宣伝:ファントム・フィルム