2018 年初夏に公開のフジコ・ヘミング初のドキュメンタリー映画 「フジコ・ヘミングの時間」が、12月1日(日)無事クランクアップをいたしました。

”パリ~NY~アルゼンチン~ベルリン~京都”の心震えるワールド・ツアーと
隠されたプライベートが明らかに---

本作は、フジコ・ヘミングの “99 年の衝撃のデビューから 20 周年 の 2019 年に向けた記念映画”として、フジコ・ヘミングの魂のピア ニストの軌跡と音楽、そして、プライベートに切り込み、演奏家としての姿はもちろん、自宅で愛猫たちと共に暮らす日常、秘密に包まれたプライベートの姿、そして知られざるヒストリーにまで迫った、フジコ・ヘミング”初“のドキュメンタリー映画です。

画像1: ”パリ~NY~アルゼンチン~ベルリン~京都”の心震えるワールド・ツアーと 隠されたプライベートが明らかに---

この度、12 月 1 日(金)に東京オペラシティにて行われた、猫や犬をはじめ動物愛護のためのスペシャルチャリティーコンサート 「いと小さきいのちのために」にて、映画のクライマックスシーン の撮影が実施されました。
撮影用カメラを入れた会場で、満員御礼 で迎えたコンサート。割れるような拍手で迎えられたフジコ・ヘミングが、静かにショパンの「エオリアンハープ」を弾き始めると、彼女の演奏を楽しみに訪れた幅広い年齢の観客が静まり返り、豊かで温かい演奏に聴き入りました。

また、今回のコンサートでは衣装チェンジを3回行い、2番目には彼女の着想からデザインされた新作ドレス『月夜奏~銀の花びら降り注ぐ~』が本日初お披露目となりました。
シルバーに輝くドレスを着て登場したフジコ・ヘミング。
ゲストに バイオリニストの吉田直矢を迎え、ジャズのスタンダードナンバー「サマータイム」で観客の意表を付くと同時に、“奇跡のカンパネラ”として、フジコ・ヘミングの代表するレパートリーとなっている、フランツ・リストの「ラ・カンパネラ」 を、2回も演奏し、観客のため息を誘いました。演奏の合間には「本日はご来場いただきありがとうございました。沢山の拍手が嬉しいです。」と自ら観客に語りかけて微笑み、「ラ・カンパネラ」をアンコールで二度目に熱演、エモーショナル に心に刺さる演奏で観客を魅了した後には、にっこりと微笑みながらウィンクをしてステージを終えました。
感動と喝采の嵐に包まれた、素晴らしいコンサートの様子は、2018年初夏に皆様の前でスクリーンに蘇ります。

また、「この日のコンサートに参加し、感動のクライマックスシーンの立会人となり、さらには皆様の手でこの映画を広めていただくことによって、彼女の魅力をもっと多くの方に感じていただければ――。」そんな作り手たちの想いから、株式 会社レコチョクが運営する共創・体験型プラットフォーム「WIZY(ウ ィジー)」にて、【フジコ・ヘミングをもっと知りたい~映画応援サポーター募集~】と名付けられたプロジェクトが立ち上がり、会場に訪れたお客様の一部は、本作の製作をサポートする方々として、映画のクライマックスシーン撮影に立会いました。

画像2: ”パリ~NY~アルゼンチン~ベルリン~京都”の心震えるワールド・ツアーと 隠されたプライベートが明らかに---

「フジコ・ヘミング ソロ チャリティーコンサート」
12 月 1 日(金)18 時開場 19 時開演
東京オペラシティコンサートホール(タケミツメモリアル)

※このコンサートの収益の一部は、主催者のライオンズクラブ国際協会 330-A 地区を通じて「動物愛護」「災害震災復興支援」「環境支援」等に寄付されるとのこと。

フジコ・ヘミング プロフィール
日本人ピアニストの母と若きロシア系スウェーデン人デザイナーの父を両親としてベ ルリンに生まれる。父と別れ、東京で母の手ひとつで育ち、5 歳から母の手ほどきでピ アノを始める。東京芸術大学を経て、28 歳でドイツへ留学。ベルリン音楽学校を優秀 な成績で卒業。その後長年にわたりヨーロッパに在住し、演奏家としてのキャリアを積 む中、レナード・バーンスタインほか世界的音楽家からの支持を獲るが、大事なリサイ タル直前に聴力を失う。失意の中、ストックホルムに移住、ピアノ教師をしながら、欧州各地でコンサート活動を続ける。 1999 年リサイタルと NHK のドキュメント番組が大反響を呼び、デビューCD「奇蹟のカンパネラ」をリリース。クラシ ック界異例の大ヒットを記録した。日本ゴールドディスク大賞のクラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを4回受賞。現 在、世界各地からリサイタルのオファーが絶えず、年間70本近くの公演を行う。猫や犬をはじめ動物愛護への関心も深く、 長年チャリティー活動も続けている。

小松莊一良監督 コメント

待ちに待ったクライマックスの撮影。お越しいただいた皆さんに改めてお礼を申し上げたいと思います。 満席のお客様の会場がうねるような熱い拍手を聞き、心が震えました。この熱気を映画を通して伝えたいです。
2015 年から撮影を始め本日まで一瞬一瞬が大変濃厚な時間の連続でした。フジコ・ヘミングさんは、無垢な少女のような 感性を持ちながら、人生の苦難を乗り超えてきました。だからこそ彼女が持つ達観した考えや眼差しが彼女の魅力だと思い ます。印象的だったのは、北米、南米、ヨーロッパへ撮影を同行したとき、移動の際はどこでもご自分の足でよく歩くとい う事が驚きでした。 “魂のピアニスト”フジコ・ヘミングが生み出す感動を刻み込んだ、映画「フジコ・ヘミングの時間」を 皆様にお届けできる日を楽しみにしています。一人でも多くの方に、ご覧になっていただけると嬉しいです。

【映画『フジコ・ヘミングの時間』】
60代で世界に見いだされた奇跡のピアニスト、フジコ・ヘミング。 いくつになっても夢を追い求める、彼女の今、そして未来を解き明かす――。 コンサートを開けば即完売、チケットがとれないと言われるピアニスト フジコ・ ヘミング。その情感あふれるダイナミックな演奏は多くの人の心をとらえ、“魂のピ アニスト”と呼ばれている。本作では、聴力の喪失など苦難を乗り越え、どんな時 も夢をあきらめなかった彼女の人間性と音楽を見つめる。数奇な人生を歩む彼女の “今”には、生きるヒントがたくさんつまっている。世界を巡るフジコに密着した初 のドキュメンタリー映画となる。心震えるワールドツアーの演奏、自宅で愛する猫 たちに囲まれて暮らす姿など、本作でしか見られないフジコ・ヘミングの素顔に迫る――。

映画『フジコ・ヘミングの時間』
出演:フジコ・ヘミング
監督:小松莊一良
配給:日活 ©2018「フジコ・ヘミングの時間」フィルムパートナーズ

2018年初夏 シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー

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