11月25日から東京都写真美術館にて開催の「ポーランド映画祭2017」初日開幕挨拶に、ポーランド広報センターからマリア・ジュラフスカ副所長、監修をつとめたイエジー・スコリモフスキ監督が登壇した。
マリア・ジュラフスカ副所長は6回目の開催となった本映画祭を「著名な監督の作品をはじめ、若手監督の作品まで観ることのできる、ポーランド映画を知る大変貴重な機会です。」と話した。
毎年監修をつとめ、自身の作品である「イレブン・ミニッツ」や今回は幻の名作と呼び声高い「早春」を上映予定のイエジー・スコリモフスキ監督は、朝から熱心に並んで入場した観客に感謝を述べるとともに「大変苦労して選出しましたが、すばらしい作品がそろっています。」と話した。
また、「シュルレアリスティックな作風の「ゆれる人魚」や映画祭でしか観る機会のないボグダン・ジヴォルスキーのドキュメンタリー集などの短編に注目して欲しい。」と、時代を超えてポーランドの映画を楽しめる本映画祭の開催を喜ぶ様子が見受けられた。