11月25日(土)から公開することになりました、三浦しをん原作・大森立嗣監督、井浦新主演による映画『光』。
『舟を編む』で本屋大賞を受賞した三浦しをんの作品群で、徹底的に人間の闇を描き、ファンの中で特別な評価を得ている一作『光」が、『さよなら渓谷』、『まほろ駅前』シリーズの大森立嗣監督の手によりついに映画化。かねてからの競演を望んでいた井浦新と瑛太の狂気と怪物性、そして長谷川京子、橋本マナミの色気と母性がスクリーンに吸い込まれるような熱情を放ち、苛烈なる人間ドラマがここに誕生しました。

岡本太郎氏の絵画やオブジェが印象的なシーンで差し込まれていることや、劇中の音楽を世界的なテクノミュージックの巨匠、ジェフ・ミルズが担当していることなどから、主演の井浦新も「大森監督はこの映画を通して芸術を作ろうとしていたんだなと思いました。大森監督の作品を全部並べてみると、はっきりとこの映画だけ違う。今までの作品は間違いなく “映画”。でもこの作品は“芸術”なんだなと思った。」と語るなど、“映画”を越えた“芸術”であることが語られている本作。

著名なアーティストやクリエイターなどの各界の表現者が一堂に本作を絶賛!
コメントや書き下ろしイラストが到着!

ものすごい映画だ。
役者さんたちがみんな、これまで見せたことのないような表情をして、スクリーンのなかで生きている。容赦がなく、生々しく、でもどこか清らかで貴い。
観終わって、大森立嗣監督は天才だなと改めて思った。本当に、ものすごい映画だとしか言いようがない。
監督はじめスタッフ、キャストのみなさまに、百個ぐらいシャッポを脱ぎつつ、心から御礼申しあげます!
ー三浦しをん/小説家・映画『光』原作

いつまで己は人間を身にまとっていられるのでしょうか。
すっぽりと被さった皮の厚さに、いつまで耐えることができるのだろうか。
この映画に登場する人々の手先から少しづつ体にかけて罪の色が染まっていくように見えた。
その色の淀みと大木の表皮の深みが、激しい音楽と共に私の心も覗いてくる。
だからでしょうか、いつの間にか劇場の椅子の深いところに腰がくっついてしまい、目だけが横やら下やら真っ直ぐへと眼球運動が激しくなっていく・・・、そんな映画だった。
ー小松美羽/現代アーティスト

愛に急かされて手にとったものが罪だったとき生と死どちらに救いがあるのだろうという問いを『光』が僕らに見えるように映し出してくれた様な気がしました。
ー福永 浩平/雨のパレード

音が!緑が!!氾濫しているっ!!!というのが最初の印象です。
鬱蒼と茂る島の樹木とテクノのコラボレーションに圧倒されながらも画面に釘付けになりました。
あまり普段は聞かないですが、物語終盤となるにつれその音に朝日を教える鳥のさえずりのような心地よさを覚えるように。これが「光」だったのかと胸打たれました。
ー松井えり菜/画家

人は状況は変われど自分の醜さや、愛の歪みに気づかず動いてしまう瞬間がある。
と気づかせてくれた映画だと思います。
ー清水文太/モデル・スタイリスト

身体に空いた塞げない空洞を照らす
希望の光が闇を育てる

闇の中で触れ合う
見つめ合うことは出来ない

幸せを願ったから人を傷つけたのか
人を傷つけたから幸せを願ったのか

未来も知らず
過去に戻れず
尋ねるべき人も答えもない

けれどあなたを信じたいと思った

ー画家 Ataru SATO

画家 Ataru SATOの書き下ろしイラスト

様々なジャンルのアーティスト、クリエイターを魅了し、絶賛させる映画『光』
そして、主演の井浦新が「今までの作品は間違いなく “映画”。でもこの作品は“芸術”なんだなと思った。」コメントしたように今作での大森立嗣監督が放った”光”はまもなく私たちの前で明らかになる!

狂気を描く!原作:三浦しをん&監督:大森立嗣 『光』特報映像

画像: 狂気を描く!原作:三浦しをん&監督:大森立嗣 『光』特報映像 youtu.be

狂気を描く!原作:三浦しをん&監督:大森立嗣 『光』特報映像

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【物語】
25年前の殺人事件が、4人の狂気を呼び覚ます。
僕たちは、人間のふりをして生きているー。
東京の離島、美浜島。中学生の信之は記録的な暑さが続く中、閉塞感のある日々を過ごしている。信之を慕う年下の輔は、父親から激しい虐待を受けている。美しい恋人の美花がいることで、毎日は彼女を中心に回っていた。ある夜、美花と待ち合わせをした場所で信之は美花が男に犯されている姿を見る。そして信之は美花を救うために男を殺す。その夜、理不尽で容赦ない圧倒的な力、津波が島に襲いかかり、全てを消滅させた。生き残ったのは、信之のほかには美花と輔とろくでもない大人たちだけだった。
それから25年後、島をでてバラバラになった彼らのもとに過去の罪が迫ってくる―。妻子とともによき父として暮らしている信之と、一切の過去を捨ててきらびやかな芸能界で貪欲に生き続ける美花。誰からも愛されずに育った輔が過去の秘密を携え、ふたりの前にやってくるのだった。

井浦新 瑛太 長谷川京子 橋本マナミ  南果歩 平田満
監督・脚本:大森立嗣 
原作:三浦しをん(「光」集英社文庫刊) 
音楽:ジェフ・ミルズ 
配給:ファントム・フィルム
©三浦しをん/集英社・©2017『光』製作委員会 

11 月25日(土)、新宿武蔵野館、有楽町スバル座 ほか全国ロードショー

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