2013年カンヌ映画祭監督週間出品されたフランスで最も重要視されているアントナン・ペレジャトコ監督の長編デビュー作『7月14日の娘』と仏カイエ・デュ・シネマ2016でベスト10に入った『ジャングルの掟』の2作品がTAMA映画祭で特集上映されることがわかりました。

両作品共日本でも人気のあるヴァンサン・マケーニュ、ヴィマラ・ポンスが出演した国内未公開(特集上映のみ)の、ゴダール、ブニュエルの批判精神を継承しつつ香港コメディにも似たアナーキーな笑いが爆発するフレンチコメディの傑作です。
当日はトークゲストに小柳帝氏(ライター、編集者、翻訳者、フランス語講師)をお招きしてトークイベントも開催。
また、同日開催される「コクテール」特集でもペレジェンコ監督の短編『物語を求めて』が日本初上映されます。

そしてこの度、11/19開催の「アントナン・ペレジャトコ監督特集」にて上映する2作品の日本語字幕付き予告編を公開しました。
いずれも今回の上映のために特別に作成したものです。

アントナン・ペレジャトコ監督特集‐フレンチ・コメディの奇天烈な闘争‐

(協力:アンスティチュ・フランセ日本)

7月14日の娘

画像: 7月14日の娘

ストーリー
7月14日、 勤務先のルーブル美術館でトリュケットという娘に出会ってからというもの、エクトルの頭は彼女でいっぱい。友人パトールも巻き込んでトリュケットとその友達シャルロットを海に誘う。シャルロットの弟ベルティエも仲間に加わり、いざ海を目指してフランスの田舎道を進むが彼らのほかに車はない…。というのも、世の中は経済危機の真っ只中なのだ。そんな時、政府はバカンスを1ヶ月短縮することを決定し、国民に早々に仕事を再開するよう要請?! はたして彼らは無事に海にたどり着けるのだろうか?

『7月14日の娘』予告編

画像: 映画『7月14日の娘』予告編 youtu.be

映画『7月14日の娘』予告編

youtu.be

La Fille du 14 juillet
2013年/フランス/アンスティチュ・フランセ日本上映協力/88分
監督・脚本・編集=アントナン・ペレジャトコ
撮影=サイモン・ロカ
出演=ヴィマラ・ポンス、ヴァンサン・マケーニュ、リュシー・ボルルトー、トーマス・シュミット

ジャングルの掟

画像: ジャングルの掟

ストーリー
フランス領ギアナの観光再開発のため、アマゾン初のインドア・スキー場“ギュイアネージュ”が建設される。その現場にヨーロッパの基準を持ち込むべく、規範省のインターン、マルク・シャテーヌが調査業務のため派遣されて来た。ところが、ジャングルの中で迷い災難に次ぐ災難。ガイドとしてあてがわれた相棒は、あいにくのセクシー美女ターザン。それよりもっとひどいのは、彼女がとんでもない破天荒で頑固者なこと。マルクは、現地人とフランス本国との板挟みに遭い…。

『ジャングルの掟』予告編

画像: 映画『ジャングルの掟』予告編 www.youtube.com

映画『ジャングルの掟』予告編

www.youtube.com

La loi de la jungle
2016年/フランス/アンスティチュ・フランセ日本上映協力/99分
監督・脚本・編集=アントナン・ペレジャトコ
プロデューサー=アリス・ジラード
出演=ヴィマラ・ポンス、ヴァンサン・マケーニュ、マチュー・アマルリック、フレッド・タスチ

11/19[土] ベルブホール

12:00-13:28 『7月14日の娘』
13:40-15:19 『ジャングルの掟』
16:40-18:30 トーク
ゲスト:小柳帝氏(ライター、編集者、翻訳者、フランス語講師)

チケット料金
一般
前売:1,200円 / 当日:1,400円
子ども(4歳~小学生)
前売:800円 / 当日:900円

同日開催の「コクテール」ほか詳細、チケットは下記公式サイトよりご確認ください

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