本日10月28日、「第30回東京国際映画祭」にて、「SHINPA vol.6 in Tokyo International Film Festival」上映前舞台挨拶が東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、今泉力哉監督を初め、9人の監督が登壇するイベントが行われた。
「SHINPA」とは、二宮 健監督呼びかけのもと、新進気鋭の監督が集まり、それぞれの自主映画作品を一気に上映しようというイベント。
3年前、北池袋でスタートしてから、今回が6回目の開催となり、東京国際映画祭で開催は今回が初となる。
さらに、いままでの「SHINPA」とは違い、全員撮り下ろしの作品ということで、映画祭の中でも最も注目度の高いイベントと言える。
SHINPA vol.6 in Tokyo International Film Festival上映舞台挨拶 概要
■日時:10月28日(土)21:40~
■会場:TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN9
■登壇者(敬称略): 今泉力哉 | 小林達夫 | 佐津川愛美 | 竹内里紗 | 堤 裕介 | 二宮 健 | 前野朋哉 | 安川有果 | 渡辺大知
今回登壇したのは、今泉力哉、小林達夫、佐津川愛美、竹内里紗、堤 裕介、二宮 健、前野朋哉、安川有果、渡辺大知と映画界注目の映画監督達が集結。
商業映画に自主映画と多種多様な作品を撮影してきた今泉監督は、「SHINPA」への参加について、「自主映画は、お金が減っていくので、“なんでやるの?“と聞かれ、嫁との戦いでした。」と話し、会場の笑いを誘った。
それに続けて、前野監督も、「自分もお金の問題で、嫁との戦いでした。嫁に指輪を買うための指輪貯金を使って撮りました」と語り、さらに会場を盛り上げた。
今回の今泉監督作品『赤青緑』は、赤と青と緑を知らないこどもが赤と青と緑を知る話。今泉監督は、「自主映画の自由さとか あったかさは肌身に感じていて、今回はできるだけお金をかけず、携帯ひとつでスタッフ0人で撮影しました。こんなに自由に録らせてもらえる機会をもらって何を撮ろうか考えた時に、他の状況では作れないものを撮ろうと思いました。」と今作に対する思いを語った。イベントは全10本の一挙上映と舞台挨拶を交えて明け方まで映画ファンたちを釘付けにする。
今泉監督は、今回選ばれた監督の中では、2018年2月17日(土)より全国公開予定の『パンとバスと2度目のハツコイ』も併せ、2作品が本映画祭で上映されるなど、映画祭からの高い注目度が集まっています。
『パンとバスと2度目のハツコイ』は、昨年乃木坂46を卒業した深川麻衣が映画初出演にして初主演を務め、三代目 J Soul Brothersのパフォーマーとして活動する山下健二郎と共演する注目作。
明日29日(日)には、『パンとバスと2度目のハツコイ』が、東京国際映画祭ワールドプレミア上映が行われ舞台挨拶が行われます。
映画『パンとバスと2度目のハツコイ』
■キャスト:深川麻衣、山下健二郎(三代目J Soul Brothers)、伊藤沙莉、志田彩良、安倍萌生、勇翔、音月桂
■監督・脚本:今泉力哉
■主題歌:「Puzzle」Leola(Sony Music Associated Records)
■コピーライト:©2017映画「パンとバスと2度目のハツコイ」製作委員会
■配給:「パンとバスと2度目のハツコイ」製作委員会