東京国際映画祭によって2014年より生まれた比類なき感性で「サムライ」のごとく、常に時代を斬り開く革新的な映画を世界へ発信し続けてきた映画人の功績を称える SAMURAI 賞の2017年の受賞者が発表されました。
第 30 回となる記念すべき映画祭では『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞作曲賞、『ラストエンペラー』でアカデミー賞作曲賞を受賞するなど、映画音楽家としても世界で名を馳せる坂本龍一氏に贈られることとなります。
<歴代 SAMURAI 賞受賞者>
第 27 回東京国際映画祭(2014) 北野武監督、ティム・バートン監督
第 28 回東京国際映画祭(2015) 山田洋次監督、ジョン・ウー監督
第 29 回東京国際映画祭(2016)マーティン・スコセッシ監督、黒沢清監督
また、「映画の未来の開拓」をビジョンの大きな柱の一つとしている東京国際映画祭では会期中、坂本龍一氏の SAMURAI 賞授賞を記念した特別クラスをはじめ、国際的に第一線で活躍されている、ブリランテ・メンドーサ監 督・河瀨直美監督・曽利文彦監督を迎えてのマスタークラスを実施されることも合わせて発表されました。
若い映画ファンや次世代を担う新たな若手映画作家に向けたセミナー形式のトークイベントです。
<TIFFマスタークラス>
会場:六本木アカデミーヒルズ49F タワーホール
入場:無料
申込方法:東京国際映画祭公式サイトにて9月28日(木)18時より申し込み開始(定員になり次第、締め切ります。)
■第4回“SAMURAI(サムライ)”賞授賞記念
坂本龍一スペシャルトークイベント~映像と音の関係~
日時:11/01(水)14時開場/15時開演(予定)
東京国際映画祭でも上映される坂本龍一氏を5年に渡り、
取材し作られたドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto CODA』予告
マスタークラスでは、米アカデミー賞を始めとする数々の国際的な賞に輝き、常に時代をリードする
音楽家の坂本龍一がこれまでの軌跡をたどるとともに自身の映画音楽論を展開する。
■ブリランテ・メンドーサ監督の演出論(仮)
日時:10/26(木)18時開場/19時開演(予定)
「第3黄金期」と呼ばれる隆盛の時代を迎えているフィリピン映画界
をリードしてきたブリランテ・メンドーサ監督が語る演出論。
■河瀨直美監督スペシャルトークイベント(仮)
日時:10/28(土)13時開場/14時開演(予定)
若手育成にも力を注いでいる河瀨直美監督のマスタークラス。
当日はエグゼクティブ・プロデューサーを務めた『東の狼』も特別
上映され主演の藤竜也との対談も予定。
■曽利文彦監督「ハガレン」トークイベント
日時:10/30(月)18時開場/19時開演(予定)
12/1『鋼(はがね)の錬金術師』公開記念イベント。全世界7000万部の国
民的人気コミック、映像化不可能と言われた原作の実写映画化へ
の道のり。「ハガレン」が到達する新たな映像世界と映画体験とは?