第 70 回ロカルノ国際映画祭 新鋭監督部門入選作品
『枝葉のこと』 国内初・凱旋上映!
今年 8 月に開催された第 70 回ロカルノ国際映画祭にて、日本映画として唯一 長編コンペティション部門に選出された二ノ宮隆太郎監督『枝葉のこと』が、 第 39 回ぴあフィルムフェスティバルにて特別上映されます。
本作は今後バンクーバー国際映画祭、釜山国際映画祭など、世界各国の映画祭 での招待上映が決定しておりますが、国内では今回が初上映となります。
「二ノ宮隆太郎は、この映画の監督であり出演者でもある。彼が自分の役を解 釈・表現するやり方、そして映画そのものの質の高さに、我々選考委員は全員 衝撃を受けた」
ーーカルロ・シャトリアン(ロカルノ国際映画祭芸術監督)
横浜の自動車整備工場で働く隆太郎は、関わること全てに諦念を抱く無気力な 男。そんな彼にある日、幼馴染の裕佑から 1 本の電話が入る。 「うちの母ちゃんが会いたがっている」
裕佑の母・龍子は C 型肝炎からの肝臓がんで余命数日に迫っていた。
6歳で母親を亡くし、幼少期に龍子に世話になっていた隆太郎は、7年前から 彼女の病気を知っていたにも関わらず、一度も会いに行っていなかった。
監督自身が本人役で主演し、実体験を基に作り上げた私小説的映画作品。
監督プロフィール
二ノ宮隆太郎(ニノミヤ リュウタロウ)
1986 年 8 月 18 日生まれ 神奈川県鎌倉市出身 。
「魅力の人間」 [2012 年/日本/HD/カラー/89 分]
・第 34 回ぴあフィルムフェスティバル PFF アワード 2012 準グランプリ
・第 13 回 TAMA NEW WAVE 特別賞
・バンクーバー国際映画祭 Dragon&Tiger コンペティション部門出品
・ロッテルダム国際映画祭 Bright Future セクション出品
・スロベニア Kino Otok -- Isola Cinema Film Festival 2012 出品
二ノ宮隆太郎監督『枝葉のこと』特報
日時:2017 年 9 月 20 日(水)18:30〜
会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 大ホール
チケット:前売券 1,000 円、当日券一般 1,500 円
『枝葉のこと』
監督・脚本・編集:二ノ宮隆太郎
プロデューサー:鈴木徳至
撮影・照明:四宮秀俊
録音・整音:根本飛鳥
助監督:平波 亘
制作:香月綾
出演:二ノ宮隆太郎、矢島康美、松本大樹、広瀬祐樹、三好悠生、木村知貴 etc.
[2017 年/日本/HD/カラー/114 分]