第29回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門作品賞受賞作品
『プールサイドマン』いよいよ公開!!
公開に併せて渡辺兄弟の幻の映画『七日』も1週間限定公開が決定!!
昨年開催された第29回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門において最高賞である“作品賞”を受賞し、その後、世界最大の日本映画祭ニッポンコネクションにおいても最高賞であるニッポン・ヴィジョンズ審査員賞 NIPPON VISIONS JURY AWARD 2017を受賞、さらに第52回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭をはじめ第13回ユーラシア国際映画祭、フィリピンのCinemalayaなど世界各地の有力な国際映画祭に次々と出品され大きな反響を呼び起こしてきた映画『プールサイドマン』が、9月30日(土)より、新宿武蔵野館において2週間限定でレイトショー公開されます。
そして『プールサイドマン』の公開に先駆け、9月23日(土)より新宿武蔵野館において、映画製作集団大田原愚豚舎が2015年に製作した映画『七日』が、1週間限定でレイトショー公開されることが正式に決定しました。
映画『七日』は、北関東の農村で、年老いた祖母と二人で暮らす牛飼いの男の七日間の生活を描いた映画で、大田原愚豚舎の渡辺紘文・渡辺雄司兄弟が2015年に制作。
第28回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門に正式出品され話題となった映画ですが、そのあまりにも実験的で前衛的な作風から大きな賛否を呼び、長らく未公開作品、幻の映画ともいえる作品となっていました。
このたび、世界各地の映画祭で絶賛の声が相次ぎ、海外映画祭を中心に上映オファーが殺到している『プールサイドマン』の東京公開と併せて、その原点ともいえる『七日』が制作から2年を経て、満を持しての日本公開となります。
渡辺紘文監督 コメント
「半ば諦めかけていた『七日』の公開がこのたび正式に決定し、大きな喜びを噛み締めています。
このたび『七日』の公開を決定してくださった新宿武蔵野館様には言葉もないほど感謝の気持ちでいっぱいで、もう僕は死ぬまで新宿武蔵野館様に足を向けて眠ることはできません。
『七日』は自分たちが一番苦しい時期に制作した、大田原愚豚舎にとって最も重要な作品とも言える一本です。
上映機会の限られる映画であり、また映画館で見なければ意味のない映画だと思いますので、『プールサイドマン』と併せて『七日』をぜひこの機会にご観賞いただきたく思います」
【映画制作集団 大田原愚豚舎について】
映画制作集団 大田原愚豚舎は、 2013 年、映画監督の渡辺紘文と映画音楽家 渡辺雄司
兄弟によって旗揚げされた映画制作団体。
渡辺兄弟の故郷、栃木県大田原市を拠点に独自の映画創作活動を展開し、旗揚げ以来、精力的に作品を製作・発表・上映し続けている。
渡辺兄弟が製作した長編映画『そして泥船はゆく( 2013 )』 『七日( 2015 )』 『プールサイドマン( 2016 )』 は、三作連続で東京国際映画祭への正式出品を果たし、最新作
『プールサイドマン』では東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門の最高賞である作品賞を受賞。さらに世界最大の日本映画際ニッポンコネクションにおいて、ニッポン・ヴ
ィジョンズ審査員賞 NIPPON VISIONS JURY AWARD 2017 を受賞するなど、その作品は国内外で高い評価を受けている。
団体名の“大田原愚豚舎”は日本映画界の巨匠 今村昌平監督の長男 天願大介氏が命名した。
■ 大田原愚豚舎公式サイト:https://foolishpiggiesfilms.jimdo.com/
『プールサイドマン』情報はこちら
尚、『七日』の観賞チケットの半券を『プールサイドマン』の上映で提示した場合、観賞料金の割引が適用されます。
新宿武蔵野館において計3週間に渡り上映される『七日』と『プールサイドマン』ー故郷である栃木県大田原市を拠点に独自の方法で映画製作を続け、今や世界が最も注目する日本映画の創り手となった映画製作集団、大田原愚豚舎の渡辺兄弟の世界観を知ることができるまたとないチャンスとなります。