本物のヤンキーを出演させるという驚きの手法で映画界を揺るがせた『孤高の遠吠』(15)の小林勇貴監督が、『冷たい熱帯魚』(11)、『凶悪』(13)の製作陣とタッグを組んだ商業映画デビュー作『全員死刑』の本ポスタービジュアルと予告映像が解禁されました!
強い家族の絆、熱い親子愛が、監禁、暴行、絞殺、毒殺、銃殺と連続殺人にエスカレート!本作は、2004年9月に福岡県大牟田市で発生し、被告である家族4人全員に死刑判決が下ったものの未だ真相が解明されない「大牟田一家4人殺害事件」について自らの殺人を武勇伝として語る、投獄中の次男が記した手記「我が一家全員死刑」(コアマガジン刊行)が原作。
借金を抱え困窮した生活を送っていた4人のヤクザ一家が、近所の資産家の金を奪おうと企てた無謀な計画を実行。1人殺害したことをきっかけに、連続殺人へと発展していく様を実行犯の次男目線で描く問題作です。
主演の次男・タカノリ役を演じるのは、本作が映画初主演作であり、『帝一の國』(17)や『トリガール』(17)など数々の話題作に出演中の人気若手俳優・間宮祥太朗さん。
長男・サトシ役は『ケンとカズ』(16)で2016年スポニチグランプリ新人賞を受賞した毎熊克哉さん。父役に六平直政さん、母役に入絵加奈子さん、タカノリの彼女役に清水葉月さんと、新旧実力派俳優が小林監督の才能に惚れ込み結集。わずか3日間の、あまりにも無謀で狂気じみた衝撃の物語が繰り広げられます―。
フランス・パリ【エトランジュ映画祭2017】ワールドプレミア決定!
このたび本作が正式出品作品として選出されたのは【ランジュ映画祭2017】においてインターナショナル作品の新境地を開拓し続け、アバンギャルドな作品を迎える部門「モンドビジョン部門」。
英題『Death Row Family』としてワールドプレミアが行われることとなります。
エトランジュ映画祭とは
エトランジュ映画祭とは1993年に誕生し、フランス語のエトランジュ(奇妙な、見知らぬ人)の名の通り、ホラー、ファンタ系の映画祭として、フランスの映画マニアの中ではカルト的な人気を誇る映画祭です。
どいつもコイツも狂ってる!この秋最高にイカれた"けしからん"映像が到着!
予告には間宮さんをはじめ、若手No.1注目株の毎熊克哉さんや、劇団☆新感線「髑髏城の七人Season鳥」で主要キャストを演じる若手実力派女優の清水葉月さん、そして脇を固めるベテラン俳優の六平直政さん、入絵加奈子さんら小林監督の才能に惚れ込んだ実力派俳優達が登場。
彼らが狂いに狂っていくスピード感満載の予告となっています。
また、エンディングテーマは映画音楽が初となるメタルコアバンドHER NAME IN BLOODの「Answer」。予告に流れる激しいサウンドが、観る者を狂気の渦へ突き落とします!
ストーリー
家族想いの主人公タカノリ(間宮祥太朗)は、借金を抱えた組長の父・テツジ(六平直政)とヒステリックな母・ナオミ(入絵加奈子)、愛する彼女・カオリ(清水葉月)を守る為、姑息な兄サトシ(毎熊克哉)と共に、近所の資産家一家の現金強奪を計画する。しかしあまりにもお粗末な強盗の末、資産家の息子を殺害して事態はエスカレート。ひとり殺すなら全員殺すも同じこと!家族総出の資産家一家狩りがはじまった―
映画『全員死刑』
プロデューサー:千葉善紀 西村喜廣
監督・脚本:小林勇貴
脚本:継田淳
原作:「我が一家全員死刑』(コアマガジン刊)
音楽:中川孝
出演:間宮祥太朗 毎熊克哉 六平直政 入絵加奈子 清水葉月 落合モトキ 藤原季節 鳥居みゆき
製作幹事:日活
制作プロダクション:西村映造
配給:日活 東京テアトル
R15+
©2017「全員死刑」製作委員会