ベルリン国際映画祭に参加したフィンランドの著名なアキ・カウリスマキ監督はフィンランド公共放送協会へのインタビューで、映画制作をやめると語り、事実上の引退宣言をし話題を集めていたが、その引退作とされる『The Other Side of Hope(英題)』の公式インターナショナル予告が公開された。
ベルリン国際映画祭で監督賞”銀熊賞”を受賞した作品で、アフリカの移民少年の物語『ル・アーヴルの靴みがき』に続く移民をテーマとしたシリーズの第2作にあたる。
元々構想されていたのは三部作ということなのだが、インタビューで本人は「もう、疲れた--そろそろ、自分の人生を始めたい」と語ったという。
出演は Sherwan Haji、サカリ・クオスマネン、ヤンネ・フーティアイネン、イルッカ・コイヴラなど--