この夏、鎌倉市川喜多映画記念館で、映画音楽の素晴らしさに焦点をあて、映画と音楽の素敵な共演を辿る企画展「映画と音楽の素敵な出会い」が開催されます。
映画が名曲を生み出し、また音楽が名画を彩るといったように、
映画と音楽は互いに欠かせない存在です。
映画から生まれた名曲の数々は、
『サウンド・オブ・ミュージック』でジュリー・アンドリュースが子どもたちと歌う“My Favorite Things”や『第三の男』で暗いウィーンの街を彩る“ハリー・ライムのテーマ”などのように今では映画を越えて私たちの生活に広く浸透している曲も少なくありません。
本展では、ポスターやレコードの展示を通して、
映画と音楽の共演を歴史的に振り返ると同時に、
様々なジャンルの音楽が映画とどのように結びついてきたかをご紹介します。
本展では、 これらの音楽を映画との関わりの中で 数々の名曲を生み出した映画の魅力を再発見する絶好の機会となります。
「映画と音楽の素敵な出会い」見どころ!
★『卒業』『スター・ウォーズ』『E.T.』『タイタニック』などの日本公開版ポスターを手がけたデザイナー、松本政明氏 による貴重な原画の他、ポスターや楽譜など約 100 点を展示!
★戦前に川喜多夫妻の東和映画で配給され大ヒットを記録したシューベルトの伝記映画『未完成交響楽』、オードリー・ヘプバーン主演のミュージカル映画『マイ・フェア・レディ』、音楽やバレエなどの芸術が映画の中で見事に結実した 『愛と哀しみのボレロ』など、映画と音楽が見事な共演を見せる作品の上映!
★映画史に残る名作の中でも、特に作曲や演奏を手がけた音楽家の名においても知られる作品を上映 『男と女』(フランシス・レイ)、『死刑台のエレベーター』(マイルス・デイヴィス)、『甘い生活』(ニーノ・ロータ)、 『ラストエンペラー』(坂本龍一)、『アラビアのロレンス』(モーリス・ジャール)
上映される音楽にまつわる名作の数々
『男と女』
『死刑台のエレベーター』
『甘い生活』
『ラストエンペラー』
『マイ・フェア・レディ』
『アラビアのロレンス』
『未完成交響楽』
『愛と哀しみのボレロ』
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』
『カルテット!人生のオペラハウス』
『幸せをつかむ歌』
「映画と音楽の素敵な出会い」
会期:7 月 7 日(金)-9 月 10 日(日)
鎌倉市川喜多映画記念館
企画展観覧料(入館料)一般 200 円、小・中学生 100 円
映画鑑賞料金:一般 1000 円、小・中学生:500 円
(入館料含む)
関連イベント
◆ 料金:無料(要入館)
ギャラリートーク
9月 2日(土)午後 4時-
ミニコンサート
「スチールパンで奏でる映画音楽」
演奏:smick pan crew
共催:鎌倉芸術館
9月 9日(土)午後 3時 30分-
「Walkabout ~美しき映画ポスターをめぐる旅」
ゲスト:
渡部幻さん(映画批評・編集者)
小野里徹さん(ポスターコレクター)
詳細は下記より!