2017 年11月25日(土)から公開されることとなった、三浦しをん原作・大森立嗣監督による映画「光」。

「舟を編む」で本屋大賞を受賞した三浦しをんの作品群で、徹底的に人間の闇を描き、ファンの中で特別な評価を得ている一作「光」が『さよなら渓谷』、『まほろ駅前』シリーズの大森立嗣監督の手によりついに映画化。

画像1: ©三浦しをん/集英社・©2017『光』製作委員会

©三浦しをん/集英社・©2017『光』製作委員会

かねてからの競演を望んでいた井浦新、瑛太のふたりの狂気と怪物性、そして長谷川京子、 橋本マナミの色気と母性がスクリーンに吸い込まれるような熱情を放っている。
苛烈なる人間ドラマがここに誕生した。

完成した特報映像は、ごく普通のサラリーマンに見える信之(井浦新)、卑しい笑いを浮かべる輔(瑛 太)の姿から始まる。テクノの王者として世界的な人気を誇る DJ ジェフ・ミルズが手がける切り裂くような音楽で画面は急転する。
幸せそうな信之と南海子(橋本マナミ)の姿に被さる不穏な声。妖しく寄り添う信之と美花(長谷川京子)。
南海子は誰かと激しく情事を交わしている。 音楽は一層激しくなり、寂しそうな表情で涙を浮かべる輔。冷たい表情で輔の首を締める信之の姿が。 「暴力で傷ついたら、暴力で返すしかないんだよ」信之の静かな狂気を感じるセリフで映像は終わる。
井浦新・瑛太の実力派俳優の鬼気迫る演技と、長谷川京子・橋本マナミ、美しい女優たちの体当たりの演技で贈る、人間の狂気を描く上質・かつ衝撃的サスペンスドラマを予感させる映像となっている。

画像2: ©三浦しをん/集英社・©2017『光』製作委員会

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【 物語 】
25年前の殺人事件が、4人の狂気を呼び覚ます。 僕たちは、人間のふりをして生きているー。

東京の離島、美浜島。中学生の信之は記録的な暑さが続く中、閉塞感のある日々を過ごしている。
信之を慕う年下の輔は、父親から激しい虐待を受けている。美しい恋人の美花がいることで、毎日は彼女を中心に回っていた。
ある夜、美花と待ち合わせをした場所で信之は美花が男に犯されている姿を見る。そして信之は美花を救うために男を殺す。 その夜、理不尽で容赦ない圧倒的な力、津波が島に襲いかかり、全てを消滅させた。
生き残ったのは、信之のほかには美花と輔とろくでもない大人たちだけだった。
それから25年後、島をでてバラバラになった彼らのもとに過去の罪が迫ってくる―。
妻子とともによき父として暮らしている信之と、一切の過去を捨ててきらびやかな芸能界で貪欲に生き続ける美花。
誰からも愛されずに育った輔が過去の秘密を携え、ふたりの前にやってくるのだった。

画像: 狂気を描く!原作:三浦しをん&監督:大森立嗣 『光』特報映像 youtu.be

狂気を描く!原作:三浦しをん&監督:大森立嗣 『光』特報映像

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キャスト
井浦新 瑛太 長谷川京子 橋本マナミ 南果歩 平田満
監督・脚本:大森立嗣
原作:三浦しをん(「光」集英社文庫刊)
音楽:ジェフ・ミルズ
配給:ファントム・フィルム
©三浦しをん/集英社・©2017『光』製作委員会

11 月25日(土)、新宿武蔵野館、有楽町スバル座 ほか全国ロードショー

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