『仁義なき戦い』(シリーズ1作目)から44年ー。
熱き男たちの“カタルシス”と“ヴァイオレンス”『孤狼の血』

物語の舞台は暴対法成立以前の広島・呉原市。暴力団系列の金融会社社員失踪事件をきっかけに捜査する警察。暴力団組織間の激しい抗争を描いていることから、≪警察小説×『仁義なき戦い』≫と評されるこの小説。
平成の時代にあえて血湧き肉躍る昭和の男たちの熱き物語を打ち出すことは暴挙なのか、新たなる日本映画の幕開けなのか―。

主演である役所広司をはじめ、松坂桃李、真木よう子、江口洋介の製作現場での貴重なコメント、写真が公開されました。

画像: (c)2018「孤狼の血」製作委員会

(c)2018「孤狼の血」製作委員会

 原作は、「臨床真理」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、今もっとも注目されるミステリー作家の一人である柚月裕子。
監督は、『凶悪』や『日本で一番悪い奴ら』で日本映画賞を総なめにした白石和彌。
そして、それを彩るキャスト陣は、主演である役所広司をはじめ、松坂桃李、真木よう子、石橋蓮司、江口洋介、滝藤賢一、田口トモロヲと、若手から大御所まで超豪華なキャスト陣が大集結!
<警察小説×『仁義なき戦い』>との呼び声高い本作に、今から目が離せません!

画像1: 役所広司 (c)2018「孤狼の血」製作委員会

役所広司
(c)2018「孤狼の血」製作委員会

画像: 松坂桃李 (c)2018「孤狼の血」製作委員会

松坂桃李
(c)2018「孤狼の血」製作委員会

撮影場所は物語同様、広島県呉市。
昭和63年当時を彷彿とさせる町並みの中で、4月17日よりクランクインし、5月20日にクランクアップ。

【取材内容】

 5月14日(日)に映画『孤狼の血』の撮影が広島県呉市にて行われました。
 今回、主人公である大上章吾を演じる主演の役所広司さんは撮影を無事終えた感想について、「楽しかったですね。白石監督も終盤に差し掛かるにつれて(撮影が)粘り強くなってきて、現場が深夜までかかる日も増えましたけど、ずっといい雰囲気だったし、俳優・スタッフ全員が「これはいい映画になるぞ」という手応えを強く感じられた現場だったんじゃないでしょうか」と、撮影現場の充実さや仕上がりを期待させるコメントを残した。

 同じく、撮影を終えての感想を聞かれた、大上章吾の部下で、日岡秀一を演じる松坂桃李さんは、「とにかく楽しかったです。これまでなかなか体験することのなかった“攻めた現場”でした。その日の現場がどういう感じで進むのか、想像のつかない日々でした。白石監督とは2作目となりましたが、今回は前作よりもかなりがっつりご一緒することができ、いやー“やっぱり変態だなあ”と思いました(笑)。でもそんな白石監督の“攻める”感じが僕は大好きなので、非常に充実した撮影となりました」と、非常に現場の雰囲気の良さが伝わってくるコメントを残した。

江口洋介
(c)2018「孤狼の血」製作委員会

画像: 真木よう子 (c)2018「孤狼の血」製作委員会

真木よう子
(c)2018「孤狼の血」製作委員会

役所広司
(c)2018「孤狼の血」製作委員会

 5月14日に行われました、真木よう子さん演じる高木里佳子がママを務めるクラブでの撮影シーンについて、尾谷組の若頭である一之瀬守孝を演じる江口洋介さんは、「ここから戦いが始まるかのような、少しでも引いたら負けという緊迫感がありました。それぞれの組織が対立する縮図のようなシーンでした。『仁義なき戦い』や『ゴッドファーザー』といった名作で見られた人間の生き様が、白石監督の手腕で実に巧妙に、むしろ新鮮に映っていると思います」と、コメント。
さらに、撮影を終えて、「完成が楽しみな現場となりました。シーン全て刺激的で“台本を超えているな”という手応えを感じていましたし、全てのシーンが繋がったら、『仁義なき戦い』とはまた違った魅力を持ついい作品になると思います。混乱した時代の中で、自分の精神を貫き通す男たちの生き様がどう届くのか、今から興味深く思います」と、今から公開が待ちきれなくなってしまうようなコメントをいただきました。

広島県呉市にて、約1ヶ月に渡った撮影は、5月20日(土)に無事クランクアップ。キャスト陣、製作陣含め皆、手応えを感じているという本作は2018年春全国公開予定。今から公開が待ちきれません!

【出演】
役所広司 松坂桃李 真木よう子 滝藤賢一 田口トモロヲ 石橋蓮司 江口洋介
【監督】
白石和彌
【原作】
柚月裕子「孤狼の血」(KADOKAWA)
(c)2018「孤狼の血」製作委員会

2018年春に全国公開予定

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