最終日!
ホテルのおいしい朝ごはんを食べてから会場に行くのが日課です。
早速会場へ!
セキュリティを超えた先に…
インパクトがある方を発見!
おふくさんです。
いろんな人から写真を求められていました。笑
シネフォンダシオン部門、プログラム④を観た後、いくつか取材をしていただきました。
歓談中のような写真。。
そして、授賞式です。
受賞はならずでしたが、同じ部門の監督たちや、色々な方達から「君の映画は素晴らしい」「好きだ」と言われることが本当に嬉しかったです。
その上、偽ることなく、自身の意見も伝えてくれ、映画というものの豊かさを感じました。
不思議と、悔しさなどはありませんでした。
むしろ清々しい思いです。
授賞式後、
左から出演者の赤瀬さん、道田さん、河瀬直美監督、シネフォンダシオン部門審査委員長・クリスティアン・ムンジウ監督、井樫、なら国際映画祭のルースさんとパチリ。
同じくシネフォンダシオン部門の審査員だった「ムーンライト」バリー・ジェンキンス監督と。
ディナーのときに、「溶ける」に対する意見感想、これからの映画作り、彼が映画作りをするにおいての教訓としている言葉などを、ものすごく真摯に伝えてくださりました。
その言葉たちは、わたしの心の内に秘めておこうと思います。
シネフォンダシオン事務所のバルコニーにて台湾チームと。
その後、
シネフォンダシオン部門、公式ディナーへ。
こんな食べ物、生まれてこのかた食べたことありません…笑
そのあと、マジェスティックビーチで行われたショートフィルムパーティーへ。
パーティーもセキュリティがすごいんです!
招待状がなければ絶対入れません。
なので、パーティー会場の周りに行くと「インビテーション?」と言ってくる人がたくさんいます。なぜそんなにパーティーに入りたいのだろう。。。
中はよく洋画に出てくるような音楽ガンガンの会場です。
酔っ払いすぎて、いろんな人に絡みながらdancingしました。
「your crazy!!」と笑いながら言われたことは覚えています。
カンヌ国際映画祭を終えて、
映画に対する意識がものすごく変わりました。
映画というものがどれだけ豊かであるか、映画という言語で語られることに関しては世界は広けどもどれだけ共通であるか、語られる、交わされる言葉などの全てが新鮮で、刺激的でした。
こんなに大きな世界を、いま見れたこと、感じられたことは今後のわたしにとっての大きな糧です。
ここまで来れたのはたくさんの方の協力なしにはあり得ませんでした。
この場をお借りして心から感謝いたします。ありがとうございました。
さて!ここからがスタートだと思うので、今後も努力を怠らず、一歩一歩前進していきます。
8月には新作の撮影も控えています。
みなさんに早くお披露目できますようがんばります。
心が燃えています!
では、またどこかでお会いできることを願って!
see you!(カンヌかぶれの井樫より)
帰りの飛行機。
天の川?わたしのセンチメンタルな心に響く星。
井樫 彩 Aya Igashi
1996年生まれ、北海道出身。東放学園映画専門学校映画制作科卒業。
『溶ける』は監督2作目で、東放学園の卒業制作作品。今作が国内で「なら国際映画祭2016」のゴールデンKOJIKA賞(学生部門グランプリ)や「PFFアワード2016」の審査員特別賞、その他にも横濱インディペンデントフィルムフェスティバル、東京学生映画祭などで様々な映画祭などでの受賞を重ね、カンヌ国際映画祭のシネフォンダシオンに選出。現在、次回作『真っ赤な星(仮)』の準備を進めている。