『エリザベス』でエリザベス1世を演じゴールデングローブ賞主演女優賞『アビエイター』で大女優キャサリン・ヘプバーンを演じ、アカデミー助演女優賞『アイム・ノット・ゼア』でボブ・ディランを演じゴールデングローブ賞助演女優賞ーその他にもウディ・アレン監督の映画『ブルージャスミン』でゴールデングローブ賞 主演女優賞、アカデミー主演女優賞受賞をW受賞とその演技力で、世界の最高峰の女優になっているケイト・ブランシェット。
また「最も美しい50人」のひとりにも選出され、大ヒットシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『ホビット』シリーズなどにも出演していながら、数多くの役に挑戦するその役者魂と演技力は、ウディ・アレン監督に”偉大””天才”とまで言わしめた大女優であることは、みなさんご存知でしょう。
そんな彼女が、なんと13の役柄を演じるというアート映画『Manifesto』。すでにシネフィルでもご紹介ましたが、正式にトライベッカ映画祭での上映が発表されました。
もともとこの作品は、ドイツの現代美術家で映像作家のユリアン・ローゼフェルトのインスタレーション作品として発表されていた作品で、13部構成の映像はシュツットガルト州立美術館からパリのエコール・デ・ボザールなどで展示されてきました。
内容は、マルクスとエンゲルスによる共産党宣言から、トリスタン・ツァラの「ダダ宣言」など今までの歴史的なマニフェストをコラージュすることで、13の詩的なモノローグに仕上げられているといいます。
実際この13役の短編をどう構成しているかわかりませんが、なんであれ、普通、ここまでやれません。オスカー女優ケイト・ブランシェットはやはりすごい!!!予告をどうぞー。