主演に吉高由里子を迎え、2012年大藪春彦賞受賞、本屋大賞ノミネートをはたし、出版業界の事件と呼ばれる“まほかるブーム”を巻き起こした、沼田まほかるベストセラー原作の映画化『ユリゴコロ』が9月23日(土)より公開となります。
この度、本作のティザービジュアル、そして特報映像が公開となりました。
ティザービジュアルには、主演・吉高由里子の快活なイメージを覆す、大罪を背負い、宿命に囚われたキャラクターの美しくも儚い表情を浮かべた姿が。「人殺しの私を、愛してくれる人がいた。」というコピーからは、異常なシチュエーションでの愛の物語を想起させます。
そして、 “いのちの拠りどころ”である“ユリゴコロ”が、主人公・美紗子をはじめとする登場人物たちにもたらす運命とは。
『君に届け』(10)、『近キョリ恋愛』(14)を手掛けた熊澤尚人が監督を務め、これまでの作品とは一線を画す美しき衝撃作に挑みます。
さらに先日、松坂桃李、佐津川愛美、清野菜名、清原果耶に加え木村多江、そして、松山ケンイチと、人気・実力を兼ね備えた豪華俳優陣の出演が発表されました。
ある一家で見つかる、殺人者の告白文が綴られた一冊のノート。そこに記された悲しき殺人者の記憶。一家の過去に、いったい何があったのか。吉高由里子演じる美紗子を中心に、過去と現在が交錯しながら登場人物たちは愛と宿命の渦に翻弄されていく。“ノートに秘められた謎”と”いのちの拠りどころ”を追い求めた先に突きつけられる、驚愕の真実とは―。
また、特報映像で描かれるのは、「人殺しが、人から愛されてもいいのだろうか。」というショッキングな冒頭から始まり、とある一家で見つかったノートに記された、断片的な記憶が映し出されていきます。
吉高由里子演じる美紗子と松山ケンイチ演じる洋介との出会い。無表情で何かを振り下ろす美紗子。「あなたの優しさには、容赦がありませんでした。」という、映像内で唯一発せられる台詞とともに涙する二人。
果たして、このセリフが意味するものとは―。この度公開された映像は、昨年9月〜10月に撮影が行なわれた、<過去パート>のみで構成されています。
松坂桃李、木村多江、清野菜名らが本年6月下旬から撮影に入る、ノートに秘められた一家の秘密へ迫る<現在パート>がどのような形で加わるのかー
<ストーリー>
とある一家で見つかる「ユリゴコロ」と書かれた一冊のノート。
そのノートに綴られていたのは、悲しき殺人者の記憶。
これは事実か、創作話か。
誰が、何のために書いたのか。そしてこの家族の過去に、いったい何があったのか。
数々の疑念の先に、運命をも狂わす驚愕の真実が突き付けられる。
いま、壮絶な愛と宿命の物語が、静かに動き始める。
映画『ユリゴコロ』
吉高由里子、松坂桃李 / 松山ケンイチ
佐津川愛美、清野菜名、清原果耶 / 木村多江
原作:沼田まほかる『ユリゴコロ』(双葉文庫)
脚本・監督:熊澤尚人
企画・製作幹事:日活
制作プロダクション:ジャンゴフィルム
製作:「ユリゴコロ」製作委員会
配給:東映/日活
©沼田まほかる/双葉社 ©2017「ユリゴコロ」製作委員会