1947年に発足した映画会社・新東宝の70周年を記念して初期作品を取り上げ、巨匠監督が豪華な俳優陣と組んだ名作6本を上映します。
昭和の映画黄金期の醍醐味を再度検証できる絶好の機会となっています。

■上映作品

【6作品・各2回上映】

『生きている画像』

監督:千葉泰樹/1948年/モノクロ/16mm/94分/
出演:大河内傳次郎、藤田進、花井蘭子、古川緑波、笠智衆

画像: 『生きている画像』

洋画家と弟子たちの交流を描いた滋味豊かな群像劇。若き笠智衆が芽の出ない四十代画家を好演。
上映日:5/13(土)11:30-、5/21(日)14:30-

『細雪』

監督:阿部豊/1950年/モノクロ/16mm/144分/
出演:花井蘭子、轟夕起子、山根壽子、高峰秀子、河津清三郎

画像: 『細雪』

谷崎潤一郎の同名小説の初映画化。トップ女優たちを配して四姉妹の物語を格調高く描いた傑作。
上映日:5/13(土)14:30-、5/28(日)11:30-

『朝の波紋』

監督:五所平之助/1952年/モノクロ/16mm/105分/
出演:高峰秀子、池部良、岡田英次、香川京子、三宅邦子

しっかりした女性とおっとりした男性、ライバル商社で働く二人は徐々に惹かれあう……爽やかなドラマ傑作。
上映日:5/14(日)11:30-、5/27(土)14:30-

『慟哭』

監督:佐分利信/1952年/モノクロ/16mm/120分/
出演:佐分利信、木暮実千代、阿部壽美子、南壽美子、丹阿弥谷津子

名優・佐分利信の監督第5作。女優志望の若い娘に翻弄される劇作家が主人公のバックステージ物。
上映日:5/14(日)14:30-、5/21(日)11:30-

『たそがれ酒場』

監督:内田吐夢/1955年/モノクロ/16mm/85分/
出演:津島惠子、野添ひとみ、小杉勇、宇津井建、高田稔

画像: 『たそがれ酒場』

ある大衆酒場を舞台に開店から閉店までの様々な人間模様にのせて、めくるめく喜怒哀楽を描く。
上映日:5/20(土)11:30-、5/28(日)14:30-

『王将一代』

監督:伊藤大輔/1955年/モノクロ/16mm/118分/
出演:辰巳柳太郎、香川京子、木暮実千代、田中春男、石山健二郎

画像: 『王将一代』

貧苦にもめげず将棋に情熱を注ぎ、日本一になった実在の棋士・坂田三吉の波乱万丈の生涯。
上映日:5/20(土)14:30-、5/27(土)11:30-

※製作年度が古い作品のため、ネガ原版の状況によって画質・音質がクリアでないところもございますが、あしからずご了承ください。

「新東宝70周年記念 ~日本映画黄金時代のきらめき~」 
■会場:川崎市市民ミュージアム
■日程:5月13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)、27日(土)、28日(日)【6日間】
■入場料金(1プログラムにつき)
一般600円、高校・大学・65歳以上500円、小中学生400円
(未就学児、障害者手帳等をお持ちの方及びその介護者無料)

■上映スケジュール
5/13(土)11:30『生きている画像』 14:30『細雪』
5/14(日)11:30『朝の波紋』 14:30『慟哭』
5/20(土)11:30『たそがれ酒場』 14:30『王将一代』
5/21(日)11:30『慟哭』 14:30『生きている画像』
5/27(土)11:30『王将一代』 14:30『朝の波紋』
5/28(日)11:30『細雪』 14:30『たそがれ酒場』

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